前回 ( 149_原仏7ー1 - おぶなより ) の続きです。で、中村さんは、中道を尊ぶ立場として以下のものをあげている(端段落分けなどの改変あり)。(*1)カッチャーヤナよ。 この世間の人々の多くは、二つの立場に依拠している。 すなわち有と無である。 もしも人…
六 原始仏典の歴史的意義中村さんは、仏教があらわれた意義を、因習を超えて、の一言でまとめておられます。人間のあるべき生き方や道筋は、バラモンのような祭りの形式ではない、苦行でもない、世襲といった血筋でもない、沐浴でもない、形而上学のような理…
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