おぶなより

世界平和の祈りに寄せて

088_お手本

前回 ( 087_高望み - おぶなより ) の続きです。

ああは書いたが、俺はキリギリスさん達(以下、キと略)や、A さんやこれに類するお嬢様さん達(以下、A と略) を批判したい訳じゃないんだよ。

真善美の観点から見れば、明らかにひどいけどね。

あんまりにもひどいから、ヒッデーと下品に書いたけどさ。

まあ、その視点から見たら、客観的であろう、評価と感想といったところ。

そもそも、批判なんかで、なんとかなるくらいなら、世話ないんだから。

ただねえ、本来ならば彼ら( キ と A ほどの人達が、霊性が高く、みんなの良き目標となり、お手本ともなれば、どれだけ社会にいい影響が及ぼせるかと思うと、残念で仕方ないんだ。(*1)

彼らの行いは、まったくの真逆で、正(まさ)しく?悪(あ)しき見本の典型例だから、どうにもならんのよ。

せっかく、健康や各種の能力や、もろもろの環境に恵まれているのに、唯物論しか知らず、当然、今いろいろとあることのありがたさも、つゆほどもわからず、肉体人間としての、自らの功利を最大化することばかりしか、考えていないのだから。

もっと、もっと、と欲ばかりかいている。

だから、ワガママの言いたい放題の、し放題だろ?

恵まれない立場の人達からすれば、何てバチ当たりな!ってことを、気にもとめていないようだからね。

ようやく、しんどい輪廻転生を通して、各方面を揃えて、やっと上がって来たのに、原則として来世以降とはいえ、すべて台無しにした上に、・・・の人生とは、何ともいいようがないじゃありませんか。

わかって、自制してくれれば、儲けもの、とは思うけど、多分、いや、十中八九ダメだろうな。

因縁因果の壁は、こんな説教では崩せないからさ。

端的に言ってしまうと、彼ら ( キ と A ) が、今の状態のままなら、輪廻転生を通した魂の学習くらいしか、矯正の手立てがないんだよ、おそらく(今のところは)。

時間がある程度の変化(年齢とともにできるワガママが減る)をもたらしてはくれるが、乱れた想い(想念)を浄(きよ)めてなくさないと、根本の解決にはならないからね。

だから、魂の学習の可能性をほんのわずかでも減らして、そして、もし魂の学習が避けられないものならば、あわよくば、何とか少しでも軽くして、軌道修正の道に近づけるように、世界平和の祈り一念の生活による霊性の開発をしてもらいたいのです。

これ、切実なお願いなんです。

日常のごくほんのありふれた、当たり前と思っていたことが、実はそうではなく、失ってみて、あれは何てありがたいことだったんだ、と涙する経験を積まないとわからない。

こうしたものがたくさんあることを、彼ら ( キ や A ) はまるでわかっていない状態だからさ。(*2)

何でもあるのが当たり前、俺達(私達)は、他の普通の一般人が、どう努力をしてあがいても、及びもつかない上級人種?なのだから、何をしても勝手がまかり通り、特別待遇されてしかるべき、と完全に思い上がっているからね。

自分よりも下と見下した人間に対しては、敬意のけの字も払わず、肉体人間が神様の分霊(わけみたま)を宿し、おのおの尊重すべきもの、といった発想は微塵もなく、尊大なゴーマン思考にからめとられている訳でね。

だから、自分よりも下と見下した人間に対しては、使い捨ての欲望のはけ口としてのモノ扱い( キ の合コンでの高望み女性に対するヤリ捨て扱い)をしたり、俺からすると、わが目、わが耳を疑うような、信じ難い差別扱い( A のマトモな男性に対する比類なき侮蔑扱い)を、平然とやってのけてしまっている。(*3)

まあ、彼らが理解してくれるか否かは別にして(実は、これも因縁因果次第)、この事実に目を通してもらうことで、最低限、彼らの潜在意識には記録しておきたかったのさ。

ってことで、皆さんの健康だけは、心から願っているんで、お元気でね。

若さだけじゃないよ。

健康は大事だし、ありがたいんだよ。

あなた方は、何とも思ってないようだけどね。

~~~~~

(*1)前に、雑誌で見たのだが、大昔のプロ野球の巨人には、9 連覇という黄金時代があったそうだ。

その時、長島と王という二人の中心選手がいたのだが、彼らはとてもよい見本を他の選手に示していたようだ。

ああいった、生まれついての特殊な才能がモノをいう世界では、往々にして、天賦の才能に溺れ、成績さえ残せば、あとはどんな振る舞いをしてもかまわない、と思い上がる人もでてくるらしい。

良い成績が、あらゆる批判を封じ込められる、と。

そうした選手が、やりたい放題のし放題でいた場合、下位の選手も遊び呆けるいい口実になる訳ですね。

どころが、こうした中心選手が、模範として練習に励み、努力を欠かさなかったら、どうなるか?

下位の選手は、とてもじゃないが、手を抜けず、いい加減な姿勢で試合にも臨めず、練習に励まざるを得なくなるんですね。

つまり、みんなのお手本となるべき立場の人間は、良い意味でも、悪い意味でも、影響力があるんです。(*1ー1)

だから、そのあり方は、大事なんですね。

こうした意味合いからすると、彼ら( キ と A ) は、何を手本にしたかはわかりません(せいぜい、親か、学校や職場の先輩かな?)が、世間一般の手本を示せる立場には、とりあえずはいるんですよ。

人としての、良き見本を示せるのです。

ある意味、選ばれた人と言えるのですね。

仕事のできる人間として、そして、世間一般で言われるところの、育ちの良い人間として。

しかし、その振る舞いは・・・。

と、真逆の残念(を通り越して、ある意味悲惨かもしれない)なものとなってしまっている。

これを書いたんですよ。

(*1ー1)韓非的に言えば、悪用も可能になりますね。

しかるべき立場の人が、デタラメの限りを尽くしたらどうなるか?

世は乱れ、人々は厭世(えんせい)感にとらわれやすくなる可能性は、確実に上がるでしょうね。

従って、下位に位置する人よりも、上位に位置する人の方が、重い責任を持つという結論になります。

(*2)私達、肉体人間は、神様の分霊を本体とする、神様の映し身ですから、本来ならば、真善美に悖らない、つまり、病気や不幸は、本来ならありません。

ないはずのものです。

しかし、肉体人間となり、自己保存の本能や動物的な本能を付与され、輪廻転生を通して、数限りない真善美に悖る想念と行為を積んだために、各種の病、争、貧、苦といった形でのあがないをする身となってしまった。

肉体人間として、こうした業想念を浄める、魂の汚れ落としのために、この世に修行に来ているんですね。

従って、私達肉体人間としては、この世に修行に出された以上、各種の病、争、貧、苦といったものは、ないのが当たり前ではなくて、何かしらある方が当たり前、となります(特別な例外を除いては)。

過去世(前世、前々世、・・・)における、何かしらの真善美に悖る想念と行為がある、魂の落とすべき汚れがあるからこそ、修行に出され、この世に生を受けている。

で、これらは、苦しみを伴うものがほとんどですから、なければないほど、楽になるし、助かりますね。

この世での修行(=あがない=魂の汚れ落とし=病、争、貧、苦の経験)は、厳しいですから。

だから、ありがたいんですね。

まあ、感謝するとすれば、守護霊さんと過去世の生き方ですかね。

といった形で、不遜で思い上がった業想念により、魂の汚れ落としをする羽目になると、この世で否応なしに修行のような目に遭うんです。

なので、思い上がりには、よくよく注意しておかないと、のちのち、輪廻転生を通して、大変な目に遭うことになるんですよ。

今まで、再三再四、取り上げてきた、ゴブチ(傲慢、侮蔑、嘲笑(冷笑含む) )なんかは、この最たるものになるんですね。

(*3) A さんは、まるで男性のように、左脳的に?結婚相手の条件を、分類、分析して、主に脳内だけで、比較検討していますね。

最低限の条件(ずいぶんな条件ですよ、これ)をあげつらい、ふるいにかけて、条件を満たさない男性を次々にナシとする。

しかし、こんな筆記試験?(あたかも書類審査のような形式的な選抜試験の意味)を通過しただけのお相手と、そもそも、結婚ができるものでしょうか?

そんな結婚生活が続くものでしょうか?

相手は生身の人間なんですよ。

それに、女の人はワガママです。

あなたの筆記試験に見事合格を果たした男性でも、今度は、容姿がどうの、特有のクセがどうの、と何かしらの不平不満を募らせる可能性が極めて高いのでね。(*2ー1)

そうなったら、我慢して結婚生活を続けられるか?と言えば、はなはだ疑わしいんです。

あなたのお眼鏡(おめがね)に適(かな)うためだけでも、あんなにも厳格な規定?があるんですよ。

形式だけでも、超絶難関なんです。

まして、面接試験(実地の対面による選抜試験の意味)ともなれば、結果は推して知るべし、ではありませんか?

仮に、結婚生活を続けるとしても、動物行動学研究家の T 内女史の卑劣極まる表現のように、2 人目までは夫の子で、3 人目は、容姿などで気に入った別の男性の子(つまり、不倫の子)なんて事態に、万が一にもなってしまったら、どうするんですか?

結婚には、筆記試験だけではない、人間の人格をも含めた十分な交流をそれなりに経てからでないと、まずいのではありませんか?

筆記試験で結婚した後に、ビビビッの直感の出会いがあったら、あなたはどうしますか?

子供がいても、ためらわずに離婚して、やり直しますか?

離婚して、また、結婚となると、あらゆる面で、難易度が何段も上がりますよ。

それとも、そのまま、離婚せずに我慢しながらの結婚生活を続けますか?

ここまで想定したのは、あなたの都合だけです。

お相手のあることですから、こんなあなたのワガママばかり通す訳にはいきませんよね。

さて、どうしますか?

問題山積みですよ。

順風満帆というより、前途多難が予想されるのではありませんか?

あなたは、どうお考えですか?

(*2)男女関係の生態を、いろいろと調べた中で、別のサイトにこんな事例があったからですよ。

マッチングアプリで、イケメンを条件にお相手を探していた女性のお話です。

彼女がアプリで出会ったのは、背も高くてイケメンで、エリート会社員で高収入、申し分のない男性のはずでした。

しかし、デートをしてみると、やれ、店員さんへの応対が頂けないとか、話がうまく噛み合わないとか、自分に配慮しない勝手な行動についていけないとか、文句ばかり言っている。

挙げ句の果てに、やっぱり、生理的に無理、受け付けない、などとのたまっているんです。

で、結局、その後は、彼女から連絡を断ち、破談、と。

俺は、言いたいね。

我慢すりゃあ、いいじゃないか、滅多にない好条件を満たした素晴らしい男性なんだから。

多少、気にくわないところがあっても、我慢して、のちのち、最善を尽くして、彼を矯正すればいいじゃないか。

あなた(彼女)の要求は間違いなく満たしたのだから、今度はあなたが、最低でも、彼を矯正するといった努力をして、犠牲を払わなければウソだろう?

結果がダメになるにしても、なぜ歩み寄りの努力だけでも試みないんだよ。

何で、自分がしてもらう、満たされる、ワガママばかり言ってるんだよ。

お膳立てしてもらうだけではなくて、自分からも努力をするのさ。

なぜ、それができないんだよ。

それじゃ、末長く伴侶とする相手はなかなか見つからないよ、

とね。

ここに、女の人の基本姿勢が典型的にあらわれている、と思うんですよ。

いわゆる、お姫様願望がね。

男性も、女性も、同じ神様の分霊を頂いている人間なんですよ。

互いに尊重して、協力しあうのが、本来の姿ではありませんか?

まあ、それと、これは蛇足ですが・・・。

A さんは、結婚相手に社会的大成功を望むかどうかはわかりませんが、もしそうなら、夫人の型は二通りになるでしょう。

一つは、陰(かげ)に日向(ひなた)に夫を徹底的に支え、育て、ともに生きていく固い決意をした女性。

A さんのような減点法はとらず、男性にキラリとした長所を見つけたら、それを伸ばすためにはいかなる苦労をも厭(いと)わない女性ですね。

今一つは、どうしようもない悪妻の女性。

あまりにも、夫人が悪妻すぎると、逆に男性が鍛えられ、成功する場合ですね。

これら、双方ともに、生半可なものでないことだけは、ご理解頂けると思います。

でも。

A さんは、そんな女性になることができますか?

この覚悟をもって、結婚に臨むことができますか?

~~~~~

(追記)
今、見返してみると、わずか一年あまりの時代状況の変化のために、俺の書いた内容も変更を余儀なくされるところが、いくつか出てきてしまっています。

基本的には、誤記や誤表記の訂正と、書き方の推敲と修正だけにとどめて、内容そのものや流れは変えないようにしています。

こうした状況になると、唯物論一辺倒だった人達は、どのような思考の変遷をたどるのか、まさに、現在進行形で観察できる時代に居合わせたんですね、私達は。

どう変わっていくのでしょうか?

それとも、まったく変わらないのでしょうか?

果たして・・・。

それにしても・・・。

悪い予言、予見、それに類するもの。

いまだに、こうしたものの意味合いを、あまり深く考えていないような気がしてならない。

わかってもらいたいんだけどなあ・・・。

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①追記: 2024/04/06 17:23
②追記: 2024/04/06 17:31
〜訂正内容〜

上記複数回にわたり、本文を加筆・訂正しました。