あの名探偵ポワロ以外にも、違う人で演じたもの(映画)を一回見たことがあります。
制作国も、俳優さんも、表題も忘れてしまいましたが、そこで見たポワロは、同じく小柄で小太り気味の人が演じてはいましたが、デビッド・スーシェさんの演じたポワロとは全然違っていました。
そこにいたのは、すごく尊大で、やたら押しとアクの強いポワロでした。
あのNHKで放映した海外ドラマでのポワロは、制作スタッフとデビッド・スーシェさんが作り上げたものだったようです。
知的で、おしゃれで、優しくて、お茶目で、かわいく、気高いポワロは、当時の制作関係者の皆さんが作り上げたポワロ像だったようです。
私はたまたま、不可抗力で健康に苦しむ経験を何度もしているから、あの作品「スズメバチの巣」の素晴らしさを感じましたが、こうした経験がまったくない人には、ピンとこない、わからないかもしれない。
健康も損なわなければ、本当のありがたさがわからないし、どうしようもない、悲しい経験、つらい経験も、味わわなければ、その気持ちはわからないかもしれないからです。
現世で味わっていればわかりますが、そうでなければ、過去世で経験をしていないと、なかなかわからない可能性があるからです。
過去世で、同じ苦しみを味わっていれば、人様の苦しみを何となくわかる、感じることができるそうなんですけどね。
それはともかく。
あのポワロの人としてのあり方は、本当に素晴らしい。
つかず離れず、人様と適切な距離をとり、その立場を配慮して、最大限の優しい援助を惜しまない。
家族でなくても、人としてきちんと尊重しあい、いざ何かことが起これば、最大限の尽力をする。
見返りも何も一切求めない。
人としての素晴らしいあり方を教えてもらったように感じました。
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追記: 2024/04/07 01:27
〜訂正内容〜
本文を加筆・訂正しました。