おぶなより

世界平和の祈りに寄せて

129_目的志向

以前、配偶者として結ばれた男性と女性の人生航路を、旅客機で進むことに例えれば、男性はパーサー(客室乗務員の責任者)的なサービスを充実させることよりも、パイロット(操縦士)として操縦桿(かん)を確実に操作して、いかに安全に目的地に迅速に到着させるかに全力を傾け、腐心する男性の方が多く、こうした男性こそが、実は結婚に向いており、女性の扱いに長けておらず、気が利かず、野暮ったい可能性が高い、ということを書いたことがあります ( (115_方法2 - おぶなより ) の最下段)。

逆に、女性の扱いに長けていて、よく気の利くような男性は、それなりの事情や目的があり、そのようになっているとも書きました。

女性の高度で複雑怪奇に入り乱れた心理と、非情なまでの本音と建前の使い分け(ごめんなさい)を、大多数の男性が読み取ることができないのと表裏一体の形で、女性の扱いがスマートで上手い男性は、先天的にモテる要素や才能を備えている人を除いては、伊達や酔狂で、女性の心理読みとエスコートの達人になっているのではなく、それなりの理由がある、とも。

ネットに一般的に出ている、エスコートや気遣いは、やはり、女性を恋人や配偶者として獲得する目的志向から考えられているものと思われます。

こうしたご教示は、懇切丁寧で、至極ごもっともだとは思うのですが。

私は、もう、こうした、対異性に特化した形で、しかも付随する形で、気遣いなどを体得されることを試みられるよりも、霊性を開発することによって、もっと広く、普遍的で応用のきく気遣いを体得されるほうが、回り道なようでいて、かえって早道であるように思えるんですよ。

厳しく、おしつまってきている時代状況もあることですし。

この方法ならば、適用範囲は対異性だけにとどまらず、老若男女を問わず、すべてに使えるからです。

対男性、対女性、対お年寄り、対お子さんを問わないからです。

人として、あるべき好ましい気遣いや行いが、相手のいかんを問わず、ごく自然に、サッとできるようになる。

その中に、当然のものとして、お付き合いをする人や恋人や配偶者や同性の友人も含まれることになるからです。

目的志向的になると、どうしても断片的な知識の習得になりやすい気がするんですよ。

より先鋭的な内容となるために。

だったら、すべて含めた大元から始めてやって頂いたほうが、確実でもあるし、神性にもかなうし、好ましいのではないか、と思うのです。

なので。

世界平和の祈り一念の生活による、霊性の開発を、是非とも選択肢の中に加えて下さりますよう、よろしくお願い致します。

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追記: 2024/04/07 19:32
〜訂正内容〜

本文を加筆・訂正しました。