おぶなより

世界平和の祈りに寄せて

318_初期キャラの宿命

漫画。

バトル(戦い)ものでも、野球などの競技ものでも、キャラクター(小説・漫画などの登場人物。以下、キャラと略)の相対化や位置付けが難しそうに感じます。

特に、初期に登場した主要なキャラは、どうしても、相対的に地盤沈下というか、次第に進化・強化されていく主人公並みの位置付けが難しくなり、やや凡庸な印象になりがちだと思います。

少し古い漫画になりますが、キン肉マンテリーマンや、ドラゴンボールのピッコロがこれに当たるような気がします(キン肉マンは、オメガ襲来の時から知り、逆に遡って読んでいくことになった。ごく最初の頃は、ギャグみたいでしたね。画もちょっと荒いような感じがするけど、何となく味があるような気がします。南総里見八犬伝を連想させるドラゴンボールはテレビの GT までしか見ていないので、その後の展開はブロリーを扱った単行本しか知りません)。

ドラゴンボールは、サイヤ人が、次々に進化を遂げて強化されて行くのに対して、ピッコロはナメック星でネイルを吸収した(?)しばらく後に途中で分裂して分かれた地球の神と合体して、元々のナメック星人のカタッツ(確かそう聞こえたんだけど。正確にはわかりません)に戻るくらいで、進化は止められてしまった。どちらかというと、補佐役的なキャラに甘んじたような感じです。

クリリンヤムチャ天津飯は、もう完全な地球人扱いで、おとなしめのキャラに抑えられた感じがしましたね。

強さを求めて、次々と進化を遂げて行くことが定めとなっている(?)ストーリーものでは、こうした展開はありがちなんですかね。

脇を固めるお役に変更ということなんですかね。

よくわかりませんけど。

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①追記: 2021/04/12 05:27
②追記: 2021/04/16 01:36
③追記: 2021/07/11 17:15
〜訂正内容〜

上記複数回にわたり、表題および本文を加筆・訂正しました。