03 伝説が語る「真実」
・シッダールタ太子の未来
ここで、ひろさんは、史実と伝説のはざまで・・といった感じでいろいろと書いているのだか、やはり、割愛させて頂く。
端的にまとめる。
ひろさんは、史実と伝説の明確な区分などそもそも不可能だとして(どうせすべては伝説なのだ、のように読み取れる)、伝説の背後の意味を考え学んで行こう、といった感じで書いている(ように読み取れた)。
浄飯王は、わが子の将来を占うために、宮廷に占相婆羅門(せんそうばらもん)という占い師を招いた。
その結果彼らが出した答えは、
「この方は、
長じて、偉大なる帝王となられるか、
それとも偉大なる聖者になられましょう」
だった。
ひろさんは、 2 つの岐路が予言されたとしている。
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・婆羅門~古来インドにあった四姓制度(ヴァルナ)の最高位の階級で、知識人階級のこと。