2021-04-27から1日間の記事一覧
30. こわれなければ創造はない「すべてのものは無常である」(諸行無常)と 明らかな智慧をもって観(み)る時に、 人は苦しみから遠ざかり離れる。 これこそが人が清らかになる道である。(二七七) (第20章 道 より)手抜きみたいですみませんが、これも先に見た…
29. 自分が死ぬということを覚悟する人々は、 我々は死すべき者だと気づいていない。 この理(ことわり)に、他の人は気づいていない。 この理を知る人があれば、 争いは鎮まる。(六) (第1章 対句 より)これは先に見た、( 342_法話50-28-1 - おぶなより ) と (…
以下は、改変・要約・書き換えなどを含みます。ご理解とご了承をお願い致します。以下、「人間にとっての死の恐怖と因縁因果の転回について」の五井先生のお話です。ーーーーーーーーーー人間世界におけるすべての不安の根底は死の恐怖にある。いかなる苦しみに直面し…
28. わたしも同様に死ぬのだと観察するこの体は衰え果てた。 病の巣であり、もろくも滅び去る。 腐敗のかたまりで、くずれてしまう。 生命は死に帰着する。(一四八) (第11章 老い より)S さんによると、仏教経典には「すべてのものは消えてゆく。同じように…
27. 一切のかぶりものを取る心の汚れを捨てていない人が、 黄褐色の法衣をまとって、 自制しようとしないならば、 法衣にはふさわしくない。(九) (第1章 対句 より)S さんによると、インドでは、仏教の僧侶だけではなく出家者も黄褐色(おうかっしょく)の服を…
26. 得る道ではなく捨てる道何もない我らは、 大いに楽しく生きている。 アーバッサラ神(光輝く神)のように、 喜びをさ滋養として生きている。(二〇〇) (第15章 幸せ より)まず、アーバッサラ神についてですが、S さんは突然のように出してきて、しかもこれ…