25-KS-150612
ネトウヨさんに振り回されるのも大概にしましょう、ということですか・・・。
確かに、懲りないと言えるかもしれません。なぜなら、僅か数十年前に私達の先祖があんな酷い目に遭わされたんですから。
いくら吟味してリテラシーが何のったって、元が腐ってたら決定的にダメだし、草の根一次情報にも実効性のある権力と無縁な以上、影響力には自ずと限界がある(=実効力がほとんどない)でしょう。
肉体人間観から抜けられない唯物論の世界では、残念ながら保身(自己保存)の制約は免れませんよ。
陰謀論でも、左翼批判や工作員を匂わす人がいますが、たまにあれ芝居かなと思う時がある(人にもよるけど)。
真に共生の側に立って、権力に抗ってきた人達が、過去どんな目に遭わされてきたかを考えたら、勇気が出ないのも無理ないですよ。
唯物論で極めたいなら、もっと研究した方がいいですね。
だって、所詮、私達(普通の国民)は同じ扱いしかされないんですから。
弱者同士?で争って、超絶○配層をニンマリさせてどうするの?
悔しいけど、彼らは恐ろしく冷徹で、そして凄まじく賢い。
あれを言っているうちは、左うちわで間違いないでしょうね。
と言っても、ある程度極めたところで、唯物論で対抗できる訳でもないんですけどね。
因みに、KS さんの主張に一脈通じることが、岸田秀さんの本に出てましたね。
国民が、有能で清潔な支配者に支配されたがっているのが問題だ、と。
以下、部分引用です(改変あり)。
有能で清潔な支配者を求めるのはあまりにも虫がよすぎ、欲が深すぎる。
虫がよすぎて欲の深い人が詐欺にひっかかりやすいのと同じで、そういう支配者を求める国民が酷い目に遭わされるのは、自業自得である。
ー中略ー
結局、国民のそういう期待は、支配者をいささかなりと聖人君子に近づけるというような効果など全然ないだけでなく、まさに逆効果であって、結果的に誠実な人を排除し、誇大妄想狂か偽善者か狡い詐欺師か冷酷無情の人を支配者にしてしまうのである。
ー引用終わりー
そして、力を持つ自閉的共同体の集合体の蚊帳の外に置かれた一般国民の悲劇、更に官僚組織や、政治家はあくまでも、国民にもたらした功罪によって評定すべき(身内の罪は見逃され、復権することが多いので、特に罪の方を)旨が書かれていました。
肝心要の重要な情報は徹底的に隠蔽、印象操作を周到にされてしまうと、直感判断でも大抵の人がいとも簡単に誘導されてしまう(されたがっている?)現実があるようですから、その意味からは妥当なのかもしれません。
あと、理屈で行けば、あれを声高に叫ぶのは、自滅促進行為に思えてならないんですよ。
KS さんの指摘した陰謀をはじめ、ある程度の全体像を俯瞰できるようになれば、事の深刻さがわかってくるはずなんです。
弱者同士?で争い、一時的に勝ち長らえたって、多少の時間差があるだけで、結果は変わりません。
多くの尊い命を犠牲にして、大量の自然破壊を行い、私達を育んで下さっている地球さんを甚大に傷つけ、膨大な負のカルマを生じさせ、金儲けと人口削減をされてしまうのが、関の山です。
それどころか、時期が時期だけに、黙示録などからしても争いはないに越したことはない。
近代の争いは、原初的な縄張り争いとは異なり、大がかりで手の込んだ八百長。
そんな中で、特別なコネと力と正確な情報がない者は、過去どんな扱いを受けたかは、調べれば簡単にわかること。
あの人達は、それがわからないか、故意に理解しようとしないとしか思えません。
この不自然なというか、不思議な現象は一体どこからくるのでしょうか。
ゼニ、保身、出世、・・・も仕方ないことですが、単にそれだけとは、どうしても思えないのです。
ます一つは、超妄想ですが、もしかしたらあの人達の中には、一般の歴史には(今のところ)決して出てこない、過去に運命を翻弄された悲劇の人々の末裔の人がいるのではないか。
武器や金のために、見知らぬ他国に売り飛ばされ、酷い目に遭わされたかの何十万人とされる人達は、一体どれほど悲嘆にくれたか、権力者(ひいては祖国)を呪ったか、血の涙を流したことか、想像することさえできない。
こうした人達の祖国にいるのが、我々だとすれば、こうした人達の中には、決して許すまじ、と固く決意して寿命を終えられた方もいたのではないか。
これは、無茶苦茶飛躍した妄想例ですが、他にも隠されている悲劇はそれなりにあったのではないかと考えてしまうんですよ。
だから、心のこもった(すべての係累をも含めた)先祖供養をできる限りの人にして頂き、祈りを捧げてほしいと思うのです。
今の私達には、想像するしかありませんが、とにかく、誠意を尽くすに越したことはないと思うからです。
今一つは、あの人達は、本能的にわかっている可能性があるということ。
表層意識は気づかないように見えて、本当は何となくわかっている。
しかし、あまりにも相手が強大無比で、あらゆる面で、どうすることもできない。
もう、長い時間をかけてこの仕組みは社会の隅々まで広範に出来上がってしまっている。
どうしたって、圧倒的にそびえ立つ現実に向き合わざるを得ず、ただ立ちすくむしかない。
良心の灯火を絶やすまいとする気持ちも、木っ端微塵に打ち砕かれてしまう。
このやり場のない感情を他に投影している可能性です。
つまり、代償行為をしている可能性です。
巷には、真実を知ることで覚醒?し、対抗できるかのようにいう人もいますが、あれが私には理解できないのです。
絶望から始めるのは、一応わかるとしても、どう考えても勝てるとは思えないからです。
また、スピリチュアル系の場合は、矛盾撞着しているような話もありますね。
善なる神様の存在を説き、カルマの因果応報の法則を説きながら、まるでそんなものはなかったかのように、唯物論よろしく、別個に悪の存在を認めている。
いくら悪といえども、これに恐怖を抱き、憎悪を募らせるのは負のカルマを積むことになってしまいます。
相手を叩き潰す(できっこないけど)だけでは、因果は終わらないはず。
仮に悪が存在するとして、善なる神様が、相手を滅ぼす悪想念を抱き、声高に正義?を掲げてたたかう者に、果たしてお力を貸されるでしょうか。
そもそも、そんなことに協力する神様が、善なる存在と言えるでしょうか。
神様って、善悪を超越した絶対善の存在で、すべて元じゃなかったの?
だから、善と悪を対峙させる発想をやめない限り、宗教やスピリチュアル系とはいいながら、その実、その内容が唯物論と何ら変わらないように思うんですよ。
肉体人間観を越えた絶対者を説いているようでいて、その実、現世の範疇での相対する存在の優劣や勝敗を説いていることと同じです。
これは、神様に絶対の信頼を置かず、相対化させ、神様と悪魔的存在の力関係に結果を委ねることに他ならないからです。
KS さんなら、どうお考えになりますか?
あ、そもそも KS さんは神様の存在に懐疑的だから、あまり興味がないですかね。
五井先生によると、輪廻転生の回数が多いほど、経験豊かで、神様と縁が近い、わかっているということらしいです。
確かに、悪魔的存在が栄え、絶大な力があるとわかれば、神様を信じるのは、容易なことではありませんよね。
唯物論の枠内で考えるなら、神様はそもそも存在しないか、存在しても力不足か、または、神サタンのような悪魔的存在、と割り切ってしまった方が、どれだけ楽かしれない(その方が、個人的には勝手気まま、各種の欲の赴くまま、刹那的に生きられるから)。
また、神様を絶対に信じ、お任せして、神通力を発揮された聖者は、今はこの世にいません。
ご存命ならば、これを縁にして、精進の大きな道標にできるのですがね。
後は、残された私達の心がけ次第ですが、不安や恐怖で、なかなか肚が据わりません。
極言すれば、我が身の運命をある程度諦めても、できる限りの真善美に悖らない生き方を心がけ、祈りを捧げ続けられるかが、後生の一大事ってところですかね、信仰者の端くれとしては。
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26-KS-150702
そう、その動機が知りたいんですよ。
なぜ、非を鳴らし続け、覚醒を呼び掛け続けたのかの動機を。
かつてテレビ界で活躍した人(鳩子の海で NHK に酷い目に遭ったらしい)に、外国に移り紆余曲折の思索の末、日本人、特にテレビを見る人をボロクソにこき下ろした本を著した林さんがいますが、この人一体何が言いたいのかな、と。
彼はその前の 2006 年のある別の著書で、「絶望からしか始まらないんだ、日本には未来の欠片もなく、絶望しかないとして、こんな国、誰が守ってやるものか!」と結んでいましたね。
彼と KS さんの主張が似通ったところがあるように思うんですよ(世代は KS さんより、かなり上のようです)。
とは言うものの、諦めるのも無理もないのかもしれません。だって、唯物論だけで考えれば、もうだいぶ前から詰んでいましたから。
それが何となくわかっていても、批判をやめずに、事前にあの大災害を読み切った頭脳明晰なブロガーさんもいましたね。
残念ですが、気高く生きない人を、鬼畜だの、馬鹿だの、何だのと酷評しても、どうにもならないのではないでしょうか。
あ、話がそれました。
戻って、その根本動機は何か?
まあ、少なくとも、つまらない自己顕示欲だけではないことだけは、私にもよくわかります。
もっと言えば、私は感じるんですよ。
KS さんの優しさともどかしさを。
ミソクソに貶す批判対象相手に対しての愛情を。
KS さんの場合は、良い意味の反動形成だと思います。
まあ、唯物論で行き詰まったら、違う道がありますよといいたかったんです。
イエスさんやお釈迦さんが出てきても、宗教とは違う内容に思えたものですから。
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KS さんについて書いたコメントは以上です。
次回からは、KI さん、KD さんについて書いたものを載せていきます。
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追記: 2024/03/19 20:25
〜訂正内容〜
本文を加筆・訂正しました。