おぶなより

世界平和の祈りに寄せて

049_お節介

前回 ( 048_嫉み - おぶなより ) の続です。

まあ、先に述べたことは、容姿いいめに生まれついたことは、ありがたいことです(これも、過去世の因縁が関係している)。

ただ、表立ってはあまり気づかないけれど、世間にはこんな意識、こんなことがあるよ、とひとまず心得て、用心深く慎重に行きましょう、ということです。

先の朴念仁の彼(以下、ボと略)ですが、あの一件の意味を理解してからは、少しは他人の心理にも注意を払うようになったそうです。

逆に、意味がわかるようになってからは、気になったことがあるとも言っていました。

自分が何もせずとも、女性の周囲(その女性を確保したい男)の敵意なのかもしれない、という経験が幾つか思い当たったことがある、と。

ボは女性を見つめた訳でもなく、声をかけた訳でもなく、ましてや、ナンパなどしない。

むしろ、気にもとめていない、というよりは彼の場合は気づかないのに、警戒の目を向けられて、威嚇される、あるいは、防御のように女性囲いをする。

もしかしたら、あれらがそうだったのかもしれない、まあ、被害妄想だろうけど、と言っていましたね。

まあ、こうしたことでわかるのは、少しは恵まれた容姿に生まれついたからといって、それでいい気になったり、鼻にかけたり、自慢したり、野放図にやりたい放題にするのは、もっての他だ、ということ。(*1)

なぜなら、唯物論の処世術としても、無防備だし、危険極まりないからです。

というのは、いつ、いかなる時、どこでいわれのない反感を買い、どんな相手に敵意を抱かれるかは、まったく予想できないからです。

世界平和の祈り一念の生活ができて、神様を篤(あつ)く信じられればいいのですが、これはまだまだ、一般的ではないでしょう。

まず、できないと思う。

世に言われる、いわゆる、できた人でさえも、妙好人のようにはいかない、と思うからです。

特に、宇右衛門(うえもん)さんのようにはね。

なので、一応、足元をすくわれないように、覚えておいて下さい。

俺は、思考は勿論のこと、その論考態度?も、韓非のように、冷徹、非情に徹し切れないんですよ。(*2)

なので、お節介を、お許し下さい。

~~~~~

(*1)まあ、これも因縁なのか、もしこの文章を読んだ人は、一応、これからどうしていくか、の判断材料に当たってしまった訳です。

ありゃ、これひょっとしたら、取り返しつかないかな、と思っても、気を取り直して、来世以降を見据えて取り返せるものなら、霊性の開発をして少しでも取り返そう、遅まきながら、ここで軌道修正しようとするのは、あなたのご自由。

何を胡乱(うろん)なバカげたことを言ってやがる、と一蹴(いっしゅう)して、捨て置くのも、あなたのご自由。

ってことですから。

あと、これは蛇足なんですが・・・。

前に、自らの高スペックを盾に、狙った、オトした、と合コンなどで、高望みの女性をカモり、乱痴気騒ぎをして、挙げ句に上澄みをすくいとるようにして、妙齢の女性との結婚を夢見るキリギリスさんのことに触れましたけどね。

仮に、彼らが俺の文章を読んだところで何ら改心するとは、思えないんだな。

まあ、彼らの守護の神霊様方のご判断次第ではあるのだけれど。

彼らにしてみれば・・・。

何バカなこと言ってるんだ。

単なる負け惜しみだろ、アホらし。

くらいにしか、思わないだろう。

同世代の男性達が子育ての中途に差しかかっていたのはショックだろうが、まだまだと楽観しているだろうし、ましてや、霊性の開発のことは、はなにもひっかけないだろうな、と。

だが・・・。

好意的にとると・・・。

彼らほどの優秀な人達が乱痴気騒ぎをするというのは、やはり、異常だとしか思えないのだ。

不自然だよ。

なぜ、そんなバカ騒ぎをする?

なぜ、真摯さを消し去ろうとする?

なぜ、そんな演出をする?

なぜ?

まるで、自分達を貶(おとし)めて、その行為の愚かさを正当化しようと、無理してるみたいじゃないか。

自分達は、こんなバカ騒ぎをするに相応しい、愚かで下品なことをしている人間達なんだ、と。

だからね・・・。

実は、彼らの心の奥底には、神性からかけ離れて遠ざかってしまった、例えようのない寂寥感が漂っている気がするんだ。(せきりょう~ものさびしくわびしいさま)

唯物論的には、あらゆる面で優秀でも、彼らはある意味、よき霊的な縁に巡り会えなかったのかなあ、とも思っている。

その哀(かな)しみが、その寂(さび)しさが、女性遊びをしても何をしても、紛れない、と。

まあ、そうは言っても、無意識にしろ、こうした行為で、気持ちを紛らわそうとすること自体、霊性上はとんでもないこと(彼らと相手の女性達双方の分霊(わけみたま)を著しく傷つけ、その霊性を大幅に下げるから)なので、やはりその心のあり方を絶対に変えなければならないのだが、果たしていつのことになるのだろうか・・・。

それはともかく・・・。

まあ、やっぱり、つまるところ、世界平和の祈りをする数少ない同志の働きかけ、人類の霊性水準の底上げの働きかけに、期待するしかないのかなと思っている。

後で、悪い予見を厳しく批判することになる私が、こんなことを言えた義理じゃないのかもしれんがね。

残念なことに、この世には、唯物論の思考に縛られ、五感の快楽を貪欲に求める、業想念にまみれる場合が、あまりにも多すぎるからです。

怒涛のように、業想念を煽るマスコミのせいで、霊性が未開発のままにされてしまっているから、ある程度仕方ないことだとはしても。

だから、私はもう、マスコミ情報を見るのが、本当に辛い。

親類や知人、友人の前や公の場では、仕方なく我慢しているが、テレビ番組の内容もあまりにもアレ過ぎるよ。

その成り立ちや、本来の目的から、致し方ないことだとしても。

まあ、過去世から堆積した、たくさんの業想念を減らさなければならないから、この世で修行するために生まれてくる訳で、無理もない面があるにしても。

この素晴らしい恵みに満ちた地球さんが、同時に、悪が栄えて、牢獄か刑場のように厳しく、魂の修練所になってしまっている、とした所以です。

かつては、地獄変相、いわゆる、地獄絵があったそう(今も?)ですが、この口伝なりなんなりの映像を創作することはないのかな?

バトル系アニメも恋愛系アニメもいいかもしれないけれど、かなりネタがキテいる?だろうから、これもネタの一つでは?

現代的な時代背景とはかけ離れ過ぎているから、難しいか・・・。

五欲にまみれた人の襟をただすための、ダメ元ショック療法じゃないけどさ。

ナニワ金融道青木雄二さんは、もっと社会の様々な分野での実態をつまびらかにした作品を作ってくれと嘆いていたようですが、失礼ながら真相に迫る作品を作るのは、無理だと思います。

残念ながら。

できませんよ。

みんな誰もが利害得失に縛られ、本当のことは言えない。

組織の問題なら、責任をとるのは、自分一人では済まない。

たくさんの人を巻き込むことを承知の上で、こと(=本当のことを言うこと)に及ばなければならない。

全権をほぼ掌握した状態で、責任をとる模範を示して、配下の者にもできる限りの救済手当てを施せるような場合でない限り、無理です。

もし、これを破ればどうなるかは、過去にそういった事例があるのではないですか。

ましてや、社会の中枢なんて、絶対に無理です。

元祖魔人ブウくらいの存在でなければ。

かすかな暗示やわかりにくいボカシがせいぜいだと思います。

それ以上は無理です。

それが唯物論の思考と自己保存の本能に縛られた肉体人間の限界だからです。

どうしようもない限界です。

出たとすれば、潮目が変わったと期待するかもしれません(そんな簡単に変わるはずなんか絶対にないのに)。

ですが、私達は、決して業想念で対抗してはならないのです。

可能な限り、唯物論上の自力救済は避け、守護霊さんと守護神さんの運命修正のご加護におすがりするんです。

自力救済が全くダメで、現状非力なのは、わかっているはずです。

霊的にも、無論ダメです。業想念が消失しないのですから。

それどころか、更に新たな業想念を作り出してしまいます。

因縁因果を改善、修正できない限り、本質の流れは変えられません。

そのためには、祈りを欠かさず、守護の神霊さんにお任せしなければなりません。

より守って頂きやすくするための感謝行を添えて。

あくまでも、世界平和の祈り一念の行き方で、裁きや、差配は神様にお任せするのです。

だから、何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、世界平和の祈りをお願いしているんです。

バカと言われようが、アホと言われようが、構いません。

これしかないのですから。

もう、可能な限り霊性を上げて神様や他の進化した星の人々に助けて頂くしかないのです。

今の霊性のままで、業想念にまみれたままで、世を良くするなんて絶対に不可能です。

でなければ、とっくの昔になんか、詰んでいるはずがない。

欲で釣り、刑罰で脅すやり方に、自在に制圧されてきたとしか、いいようがない。

残念ですがね。

祈りしか、残ってない。

もう。

追及派の人達も希望的感情(観測ではありません)を捨てて、冷徹に見て下さい。

繰り返します。

わかっているのではありませんか?

匙(さじ)を投げるか、祈りを始めるか、お考え下さい。

お願いします。

(*2)韓非~かんぴ~中国の戦国時代末期の思想家。

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①追記: 2024/03/31 16:43
②追記: 2024/03/31 16:46
③追記: 2024/04/19 19:43
〜訂正内容〜

上記複数回にわたり、本文を加筆・訂正しました。