おぶなより

世界平和の祈りに寄せて

075_外見評価2

前回 ( 074_外見評価 - おぶなより ) の続きです。

高級ホステスこじきちゃんという人に、大丈夫だとは思うけど、念のためにちょっと補足しておきたいので。

あなたは、女性の画面審査を許されるのは、竹内涼真くんのような若きイケメンだけだよ、としていたが、これ、ダメだよ。

たとえ、若きイケメンだろうが、ハンサムだろうが、眉目秀麗な美男子だろうが、ダメなものは、ダメです。

人様に対する身勝手な顔面審査など、間違っても、やってはいけないし、やらせてはならんのですよ。

どんなに、肉体人間としての外観が異なっても(=過去世からの因縁因果が異なっても)、同じ神様の分霊(わけみたま)を頂く者同士として、互いに尊重しあいこそすれ、身勝手に裁いたり、品評したり、貶(けな)したりしては、ならないのです。

厳しいですけどね。

これが、私達が本来あるべき姿なんですよ。

もともとは、男女ともに、みな美しかったはずなんです。

そこから、真善美に悖(もと)る業想念を何億?何兆?と積みに積んで、果てしない輪廻転生を繰り返した結果が、今の形なのだから。

仮に、竹内涼真さんや、彼のような優しげなイケメンが、あなたの書いた文を読んで、そうか、構わないのか、と、うっかりにでも、顔面審査をしようものなら、大変なことになりますよ。

せっかくの過去世からの努力(=真善美に適(かな)った想念と行為の積み重ねをたくさんしたこと)の末、今ある優れた容姿も、来世以降はオシャカ、しかも、低く見た女性の容姿との差が大きければ大きいほど、彼らの来世以降の容姿は急降下してしまうかもしれないからです。

あなたの大好きなイケメン、彼らの運命を暗転させることをして、どうするんですか?

来世以降とはいえ、彼らが辛酸を嘗(な)めることになって、苦しんでもいいのですか?

違うでしょ。

彼らが現世の今だけ、目の保養なり、お近づきなり、何らかの形で楽しませてくれさえすれば、彼らの来世以降なんて、どうでもいいのよ、知ったことじゃないわ、ではないですよね?

彼らは、綺麗だし、好きだし、いつまでも幸せでいてほしい、と素直に思うし、願うでしょ?

それに、顔面審査だけではありませんよ。

彼らを増長させて、思い上がらせ、傲慢にでもしようものなら、どんなことになるか?

彼ら自身も、かかわる女性達も、霊的な被害は甚大(じんだい)なものになってしまいます。

だから、ダメなんですよ。

まあ、イケメンといっても、すべての人が遊び人ではないだろうし、もちろん、節度のあるしっかりした人もたくさんいるでしょう。(*1)

ただ、以前書いた高スペックのキリギリスさん達(年齢が過ぎている以外は婚活スペックが極めて高水準な人達)や、イケメンでも何十何百人斬りなどとしている話を見ると、この人達は、霊的な仕組みをまったく知らないんだな、とつくづく思わされるよ。(*2)

せっかく、いくつもの過去世で、積み重ねてきた努力が、今の肉体こそがすべて、現世こそがすべて、との認識のもとに、やりたい放題やってしまった挙げ句に、水の泡とは、ね。

っていうか、もっとずっとひどいことになるな。

子細は書かないがね。

だから、神様の分霊を本体とすることは、自己保存と動物的な本能を付与された私達には、大変なことなんだ、厳しいことなんだ、と再三再四、書いてきた訳なんですよ。

ついでに言うと、イケメンや美人といった美男美女が、性格もそれなりに良いし、ある程度の能力に恵まれている場合が、ままあるのは、現世で生きてきた環境によると書いてあるのを見たが、これは、それだけでなく、過去世の生き方が深く関与しているからだ、と思うよ。

ただ、ややもすると、唯物論に染められてしまい、周囲からチヤホヤされると、堕落しやすいだけでね。

信用を築き上げるのは大変ですが、失うのは簡単ですよね。

あっけない。

これと同様なんです。

よほどの過去世の確固とした霊的な修行や、それなりの真善美に適った想念と行為の集積がないと、唯物論が多くを支配するこの世では、霊性はいとも簡単におちてしまうんですよ。

しかも、各種の欲求が簡単に満たされやすいために、大志を抱くことが難しくなっている。

誘惑やワナだらけなんですよ、今の欲望にまみれたこの世は。

だから、油断大敵なんです。

まあ、かなりの程度、霊性をおとしてしまった人は、仕方がないので、道は険しいですが、それでも、立て直すためのよすがとして、世界平和の祈り一念の生活による霊性の開発をおすすめしておきたいんですよ。

時代状況も厳しいですからね。

それと、あなたにも、ちょっと厳しく書いたかもしれないので、俺もさらに霊性をおとして、人様の陰私を暴いておこう(仏教では、一番いけないことの一つなんだが)。

あなたのお話は、類型化をすれば、人を見て態度を変えることだと言えますね。

これは、よくあるんですよ。

特に、俺のような力のない者は、よく味わうんです。

たとえば、大学生時代の同窓会。

小学校時代、意地が悪く、男女関係なく他人をイビる女子 A さんがいました。

むろん、暴力は振るいませんが、仲間を募っては、言葉でネチネチと人をイビったり、中傷をしていました(おとなしく、席が近かった俺も結構やられました)。

彼女が同窓会に来た時には、上智大学の学生でしたから、きっとよく勉強もしたし、アタマもよかったのでしょう(俺は力及ばず落ちた)。

意外だったのは、A さんが以前とはうって変わって、謙虚な態度になっていたことです。

でも、霊性も何も知らなかった当時の俺は、内心こう思いましたよ。

何をしおらしくしてやがるんだ、そんなことをしても、アンタの本性はちゃんと知ってるんだぞ、と。

やった方は忘れているかもしれないが、やられた方は(生活に忙殺されるか、霊性が開発されない限りは)簡単には忘れないんだぞ、と。

また、家族がお世話になったある施設の話です。

私は、家族が大事にしてもらうためにも、そこの人達には、下にもおかぬ態度で、できるだけ誠意を尽くした態度をとってきたつもりです。

もちろん、挨拶は最低限の礼儀として欠かさずにいましたが、中には無視する人がいるんですね。

ほとんどの人は、それなりにきちんと挨拶を返してくれて、教育もほぼ行き届いていたようでしたが。

まあ、その、ごくごく少数の人( 3 人。いずれも、男性)には、半分以上、7 割方は無視されましたね。

気が向いた時に、挨拶を返してくれるという程度。

その時は、祈りも霊性のことも知っていたし、お世話になっていることもあるので、どんなに不愉快な反応が返っても、終始一貫、挨拶をやめませんでした。

顔色も口調も変えず、細心の注意を払ってね。

彼らは、どうせ、こんなんとるに足らん男や、仕事もキツイし、いちいち、ていねいに挨拶なんかやってられへん、とでも思ってたのかな?

わからんけど。

ま、しかし、そんな人が地位が上になったり、出世したりするんですね。

人事担当の評価やお考えがどうなっているのかは、知りませんがね。

正直、何でこんな人を出世させるんだよ、あなた方責任者は、この男の裏の顔を知らないのか(=わからないのか)、と感じさせられましたよ。

逆に、こんな俺にでも、誠意をもって真摯に対応してくれて、信頼の厚い好ましい人が、辞めたり、転職したりしてしまう(以前書いた消防隊のイケメンさんのように、仕事もモタモタしていたようには見えず、テキパキとした感じだったのに)。

なんか、この世の不条理というか、割りきれないものを感じましたね。

で、中には地位がついたから、守勢に回ったんでしょうね。

態度が変わる人がいるんです(良い方にね)。

まあ、無理もないんですがね。

誰だって、この世で自分が一番かわいい。

唯物論の思考に縛られているなら当然だし、唯物論しか知らないなら、なおさらのことですから。

でも、残念ながら、特にアナタ(男性 A 藤さん)に、さんざん無視されたことは、私の記憶からは簡単には消えませんねえ。

ということは、(過去世の因縁でない限りは)アナタの想念と行為は、潜在意識には記録されるんですよ。

もちろん、アナタの神意識は知っていますし、アナタの守護霊さんは全部知っています。

筒抜けなんですね。

だいぶ前に書いたけど、お天道様が見ているよ、とはこういったことなんです。

なので、あれが過去世の因縁の発現でない限りは、アナタは来世以降、何らかの形で、私にあがなわなければならなくなるんです。(*3)

祈りと浄めで、取り返しがきく場合以外は。

高級ホステスこじきちゃんという人に対して、無礼な顔面審査をしたお世辞にもイケメンとは言えない男性達も、俺の礼節をさんざんコケにしまくった A 藤さんをはじめとする、他の男性達も、相手や状況によって、計算づくで態度を変えることを、何とも思っていないことが、よくわかります。

こういった、人間=肉体のみ、さらには、モノ、カネ、上質な?異性ならあればあるほどいいとする。

そして、それ以外なら、どんなに見下そうが、傷つけようが、無視しようが、自分に危害が及ばなければどうでもいい、とする。(*4)

これらのものの見方、考え方が、典型的な唯物論なんですよ。

こんなものの見方では、私達肉体人間の本体が神様の分霊だとは、つゆも思わないだろうし、同じ神様の霊光のわかれだとは、夢想だにしないのでしょう。

だからこそ、現世での利害得失だけを計算して、安全に上手く立ち回りさえすればいい。

こう考えているのでしょう。

でも、それは・・・とクチャクチャと書いてきた訳です。

世界平和の祈り一念の生活と守護霊さんと守護神さんへの感謝行を伴った霊性の開発をお願いしながら。

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(*1)イケメンや美人といった美男美女にも、トンデモナイお人がいるように、簡単に決めつけや類型化なんて、できないものなんですよ。

何十億の人口があり、それぞれに過去世からの因縁因果は、無尽蔵にあるんですからね。

それにもかかわらず、無理矢理に類型化や一般化しようとするのは、背後に何らかの結論に誘導したい意図が、隠されていると見て間違いないでしょうね。

まあ、あまりクソ(すみません)真面目に、正確さを期そうとすると、何も話ができなくなってしまいますからね。

単純モノに人気が集まりやすいのも、こんなところに、その理由があるのかもしれません。

(*2)むろん、お相手になった女性達にも、これは当てはまるんですよ。

欲望のおもむくまま、性的に放埒(ほうらつ)な所業をさんざんに繰り返したら、霊的にどのような結果を招くかは、各自でよくお考えになって下さい。

あえて書きませんけどね。

ここまでの内容を読んで下さった方なら、おおよその見当がつくでしょう。

(*3)これが、過去世の因縁の消えてゆく姿、つまり、俺が過去世で彼らに対して為した軽んじた態度のあがないとしてのものなら、感謝しなければならないな。

まあ、そうはいっても、面と向かって、あからさまに軽んじられて、完全に無視されるのは、あまり気持ちのいいものではないよ。

(*4)だから、どうでもいい、吹けば飛ぶような相手?には、自分の醜態を見られたって平気、さらしたって平気、となるんですね。

実害が出ないから、カッコなんかつけないし、つけなくても安心、と。

平気でぞんざいな態度や応対ができる、と。

唯物論って、みんなこんなのばっかりなんですよ。

結局は、自分を中心にした利害得失計算に明け暮れてしまうんです。

しかし、私達は、神様の分霊を本体とするために、この唯物論のやり方は臨機応変とはならないんですね。

で、毎度、世界平和の祈り一念の生活による霊性の開発をお願いしている訳です。

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①追記: 2022/08/28 23:20
②追記: 2024/04/06 11:08
③追記: 2024/04/06 11:11
④追記: 2024/04/06 11:17
〜訂正内容〜

上記複数回にわたり、本文を加筆・訂正しました。