( 084_独自性 - おぶなより ) の続きの中の、三つ目です。
まあ、ちょっと雑談というか、女の人に対するケチつけですね。
結婚相手に高望みをする、典型的なお嬢様に対する、ね。
男女関係の話を、書籍、ネットといろいろと調べた中で、さるモテ指南本(なのかな?)に出ていた話です。
都内でアパレルブランドの広報を担当するAさんという 34 才の女性についてのお話です。
その本の著者、トイアンナさん(女性です)のヒアリングの一例として引用されていたものです。
なんでも、小学校からの女子高出身だそうで、相手にも同様な育ちが好ましいと考え、大学は最低でも早慶(早稲田大学、慶應義塾大学双方いずれかの出身)、と。
当然、子供にも同じような私立一貫校を歩ませたいので、年収は 2,000 万円は必須の条件で、実家が都内だから相手も当然都内が条件、と。
しかも、聞き取りをこなしてきたトイアンナさんによると、こうした女性は決して変な人(サンプル)ではないとのこと。
元カレ(元の彼氏)にハワイに連れていってもらった時も、まわりに日本人がうじゃうじゃいるような場所を選ぶセンスが無理だ、とのたまっている。
彼のそうした価値観が受け入れられない、と。
おそらく、心の底では、私のような上級お嬢様を、選り抜きのイビザのような高級穴場?に連れていこうとはせず、こんな人混み?に連れていくとは何事か!と尊大きわまる考えなのだろう。
ひどいですね。
彼だって、女性特有の安心感を求める性向(せいこう)を考慮して、あえてそうしたかもしれないのに。
彼がそんな配慮をしてくれる可能性にすら、微塵も思いが至らないほど、どうしようもなく単純で、かたくなな思考回路ができあがっているのかな?
わかりませんがね。
かりそめにも、ハワイにまで連れていってくれた彼のことを、ダサいこと(ダサい選択という意味)をする人間だと血液が冷え???(何なんだよ、この表現は!!!)、もう好きになることはないし、生理的に受け付けられないなどと、信じられないようなひどいことを言う。(*1)
で、トイアンナさんによると、そうした条件を満たす男性は 40 代以上になるからと、やんわりと譲歩した条件を提示すると、そんな 40 代以上の男性はイヤだ、35 才を過ぎると、男は急にオジサンになる、と、これまた、自分の年齢( 34 才)は忘れてるの?と、よくもまあこんなことを、と耳目(じもく)を疑うようなひどいことまでも言う。(*2)
自分には、超絶優秀な 20 代のイケメンだけが求婚に来るべき、とでも思っているのかな?
しかも、年収 2,000 万円は、単なる足切りラインで、その他に、当然に備えるべき前提条件として、優しさ、マナー、育ちのよさをフルセットで求めるんだとさ・・・。
・・・。
こういっちゃあなんですが、女の人は大体において、お相手に求める理想が高い。
超高い。
それにしても、この女性は、もう、どうしようもないですね。
言っていることを、マトモに取れば、処置なしです。
手の施しようがない、とはこのことですね。
そのまま、いつまでも、勝手にやっていなさいな、と突き放したくなるくらいに。
その本の中では、彼女がお相手に求める容姿について言及されてはいませんでしたが、おそらく、美顔のイケメン、見栄えする高身長、足長のカッコいいスタイルは、暗黙の前提条件なんでしょうね。
つまり、そこそこ背が高く( 175 cm以上?)て、顔もそれなりで、カッコいい、と。
清潔感を備えることも、アッタリ前の大前提でね。
以前書きましたけど、とある別のサイトの女性ライターさんによると、男性の場合、高身長、顔は普通以上、の二つの条件を備えた人でさえ、滅多にいないそうなんですよ。
ましてや、これには、学歴、年収、人柄や育ちの要素を除いての、あくまでも外見だけ、にこだわった結果なんです。
あらゆる条件を度外視して、外見だけでも、これほどまでに狭き門なんですよ。
こうした厳しい現実に根差した状況を、知らないはずはないですよね?
わからないはずがないですよね?
女子高出身とはいえ、今までに、それなりに、さまざまな男性を目にしてきた訳ですから。
なのに、なぜ、あんな現実離れした、超滅多にありもしないような理想の条件を掲げるんですか?
本当に結婚したいんですか?
違うんじゃないの?
だって、どんなにさまざまな条件を突き合わせても、正気の沙汰とは思えないからです。
わざわざ、自分から強固な防波堤よろしく、突破できそうもない難条件を設定しているようにしか見えないからですよ。
しかも、出産や子育ての適齢とされる年齢からすると、余裕があるとはいえない厳しい状況に差しかかってきている。
ご自身の状況も、かなり逼迫(ひっぱく)して、世間一般の常識とされてきたものからすると、もう、今がギリギリな訳です。
なのに、なぜ、あんな現実味のないことを言うのですか?と逆に問いたいのですよ、俺はね。
まあ、彼女の深層心理の分析はやめておいて、ひとまずは、軽い説教を書いておきます。
まったくの、無効なんですが。
貴女(以下、あなたと記します)は、ありがたさを知らない。
知っていても、当たり前過ぎて、気にもとめていない。
健康であり、目が見え、耳が聞こえ、匂いがかげ、味がわかり、皮膚感覚があり、さらには、さまざまな思考や判断ができ、話ができて、五体が満足で、思うように動かすことができるのは、いかにありがたいかを知らない。
体の芯からも、心の芯からも、まったくわかっていない。
生みの両親のそろった恵まれた家庭に、何不自由なく育ってきたことの、ありがたさを知らない。
これでは、こうした環境条件は、まったくの不問の前提条件だと、たかをくくっている、と言われても仕方ないでしょう。
おそらく、人としてお付き合いをする上での最低限の礼節くらいは心得ているのだろう。
しかし、本当の感謝を知っているとは思えないんだな、あんなことを言っている状態では、到底ね。
俺は、今までに、霊的なことがら、中でも、いわゆる、輪廻転生について、できる限り、平易にわかりやすく書いてきたつもりです。
その中で、魂の学習のことも取り上げた。
特に、真善美に悖る想念と行為の内でも、極めつけのゴブチ(傲慢、侮蔑、嘲笑(冷笑含む)の略。俺が勝手に名付けた)に関しては、あがないとして大変な目にも遭うし、人類全体の霊性の水準を下げることにも荷担することになるから、避けてほしいんですよ。
このゴブチによる魂の学習を見ればわかりますが、当たり前であることのありがたさをわからず、ましてや、思い上がって人様を傷つけたりしてしまうと、その意味をわかりすぎるほどわからせるように、身体に、魂に刻み付けられるような大変な思いをして、辛酸を嘗めざるを得なくなる経験を余儀なくされる場合が出てくるんですよ。
なので、あらゆることがアタリマエだと、ありがたさを微塵もわからず、あーだ、こーだとワガママばかり言っていて、間違って一線を踏み越えてしまい、真善美に悖る想念と行為、中でも、ゴブチをしてしまうと、来世以降が大変なことになるんですよ。
人によっては、神様なんかあるものか!と神様を恨み、呪ってしまうこともあるような。
あなたがあまりにも、夢見がちな条件ばかりにこだわり、一向に謙虚な姿勢が見られないと、あなたの守護霊さんは、これはあまりにもかたよりすぎでもろい(=苦難に対する耐性がなさすぎる)から、魂の学習をさせておこうと、来世以降をも見据えた上で、艱難辛苦(かんなんしんく)を経験させるべきだ、とご判断されるかもしれませんよ。
あなたが、そこそこのお嬢様に生まれついたのも、過去世の因縁因果が、それなりにかなりよかった、その集大成であり、賜物でしょう。
しかし、今のあなたは、目に見えるものにしか価値を認めない、つまり、外見、カネ、生活環境といった唯物論の記号ばかりにこだわり、思い上がりが高じてきているようで、端(はた)から見ると危なっかしくて仕方ないんですよ。
俺にとっちゃあ、どーでもいい、赤の他人様のことなんですがね。
まあ、ぶっちゃけ言ってしまうと、魂の学習の一歩手前まで、近づいているように見えるんですよ。
あなたが、本気で、しかも正気で、ああいったお相手しか受け付けない、とワガママを言い続けている限りは。
で、どうするかなんですが。
恵まれているあなたには、わからないかもしれないが、世の中には、不可抗力、抗(あらが)うことのできない条件を課され、苦しんでいる人がたくさんいるんです。
興味もないでしょうし、気にもとめないから、わからないでしょうが。
こうした人達の観察をして学習するのも、軽い学習方法としてはアリなのかもしれませんが、やはり、自らの魂の学習には遠く及びませんね。
わが身のこととして、イヤというほど味わう羽目になり、経験を積むことで、はじめて人様の悲しみ、哀しみ、苦しみを、わがものとして、身近に感じられるようになるからですよ。
私は、あなたに、将来の伴侶の獲得の是非をも含め、世界平和の祈り一念の生活による霊性の開発を行い、守護霊さんにお任せすることをおすすめします。
伴侶に関しては、あなたの天命成就に伴侶が不可欠なものならば、どうかお導き下さい、と普段からの守護霊さん、守護神さんへの感謝行とともに、祈るのです。
どういう裁定が下り、将来がいかに展開するかは、わかりません。
最悪、魂の学習をする場合もあるかもしれません。
これは、わかりません。
しかし、今のままの危なっかしい状態でいるよりは、ずっといい。
今のままでは、子孫を残すどころか、そう遠くない将来、伴侶を見つけるのも難しくなるのではありませんか?
なぜなら、男性は、その大半が自分自身の年齢に関係なく、子孫を残すことを無意識に望んでいる、と考えられるからです(仮に、自らの年齢であきらめているように見えても)。
女性に若さを求めるのも、この出産が無事にまっとうできることを、期待しているからこそでしょう。
だから、どうしても、相手の女性を若さで線引きしがちになる。
つまり、30 代、しかも、半ばの声が聞こえてくると、かなり厳しくなってくるんですよ、特に女性の状況が。
まだまだ、唯物論の思考しかできない男性が、圧倒的大多数を占めている現状からすると。
あなたには、過去世の生き方を台無しにして余りある生き方、すなわち、後になって、自分以外のすべての周辺環境を逆恨みするような生き方をしてほしくはないのです。
ご両親の思いもいかばかりか、と思うと、何ともいいようがありません。
もし、お時間があれば、私の今までの文章も参考にしながら、お考え頂ければ幸いです。
あなたのご健康を願っています。
~~~~~
(*1)彼は立派ですよ。
なのに、傲岸不遜ですね、彼女。
俺には理解不能です。
信じられません。
(*2)この人 34 才ですよ。
まして、男性より女性の方が早熟ですからね。
彼女は、一体、自分を何様だと思っているのでしょうか?
正直、俺は、その顔を見てみたいね、是非とも。
一体全体、どんな容姿の人が、こんなことを言っているのかを、知りたいからだよ。
お嬢様だろうが、何だろうが、そんなことはどうでもいいんだ。
一見(いちげん)の外見をも含めたまとう雰囲気(オーラかな)を知りたいのさ。
ゴブチを軽々と使う人達でさえもかくや、と思われる信じられないほどの無類の傲慢で尊大な女性、A さん。
しかも、トイアンナさんによると、こうした女性は決して特異な存在ではなく(標準かよ?だとしたら、ヒッデーな)、年収を重視する、それなりのお嬢様なら、ごく普通とされている。
そんな訳で、興味本意かつ下品で申し訳ないのだが、面(つら)の皮が厚いその顔を見てみたい、無性に、とね。
理想を高く掲げるのは自由だろうよ。
だが、だいぶ前、超高条件(モデル以上顔、巨乳以外無理、年齢 25 才以下)を掲げる、トシの行きすぎたキリギリスさん達も、超ヒッデーと思ったが、これじゃあ、ほとんど変わらないじゃないか。
若い相手(女性)を毒牙にかけまくっていない分だけ、まだマシっていう程度。
ひどい。
ひどすぎるよ。
どうしようもないねえ、唯物論ってのは。
真善美に悖る想念と行為ばかり、積んで、積んで、積みまくる。
なので。
世界平和の祈りの同志の皆様には、より一層の精進をお願いしますよ。
~~~~~
(追記)
・ヒヤリング→ヒアリング hearing
①外国語を聞いてその意味を理解すること。聞き取り。リスニング。
②聞き取り調査。公聴会。聴聞会。
ここでは、②の聞き取り調査の意。
・性向~せいこう~人の性質の傾向。気だて。
ここでは、他人の目を考慮して同調行動をとることによって、極端に言えば、村八分や周囲から排斥(はいせき)されないように、計算した上で身の安泰を確保する、女性の一般的な傾向というほどの意味で用いている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
追記: 2024/04/06 17:00
〜訂正内容〜
本文を加筆・訂正しました。