まあ、縷々(るる)と書いてきましたが、もし、神様をしかと信じることができるならば、あまり力む必要はないのかもしれません。
そもそもからしても、神様を信じ切ること自体が、一大難事業ですので。
この世で、どんなにあるべき論を唱えだって、残念ながら限界がある。
自分とその周辺の近しい者達第一の利害得失計算を逃れることはできないからですよ。
そんな肉体人間観を脱することもできないで、どんなに自己の正当化ばかりしてみたところで、祈りで神様におすがりしない限り、そのくびきは外せず、結局は、業想念の争いにしかならないのが、オチですから。
だから、論争があっても、いつまでたっても収斂(しゅうれん)しない。
収束しない。
端的に言ってしまうならば、こんな神性のかけらしか建前にしかならないような人間観が一般的である限り、カネと力、すなわち、権力とコネがある者だけが、いつまでも、いつまでも、主流の座を占め続けるんですね。
いついつまでも。
どんなに、偉そうな理屈を並べようが、偉人の箴言(しんげん)を用いようが、世の中は変わらないでしょう？
箴言っても、しょせんは個別の場合(ケース)に当てはまった時だけ、有用なだけであって、これだけで世の中を糺(ただ)すことができますか？
万能(オールマイティー)ではない以上、単なる知識の断片にしかならないケースの方が、圧倒的に多いんじゃないですか？
そうですよね？
ただ、さすがに完全征服に至りそうで至らないのは、やはり、・・・と思いますけどね。
さて、どうなることやら。
まあ、それでも、俺は十年一日の如く、世界平和の祈り一念の生活と、守護霊さんと守護神さんへの、感謝行をお願いします。
それと、五井先生のことを知り、これを基本にしながら自分なりに霊的なことをかじってみて、祈りも少しずつするうちに、だいぶ考え方が、変わりましたね。
言い換えれば、唯物論の思考から少し離れるようになったと思います。
例えば、以前なら、優生思想もどきにかぶれた日本人女性の精子バンクの話や、容姿面や肉体面で圧倒的な優位性を持ったガイジンさんを好む同じく日本人女性の話は、暗澹(あんたん)とした気持ちを抱かされたことがありましたが、今はさほど気にならなくなりましたね。(＊1)
どうでもええわ、好き勝手にせい、とは言わんまでも。
あたかも、KI さんのように？あるべき論から裁いたり、批判したりする気持ちにも、まずはなりません。
ただ、あまりにも程度がひどいと、人類全体の霊的な水準を下げることに荷担するので、ショーもないな、迷惑千万な話だな、とは思いますけどね。
ま、仕方ねえな、と。
で、ご勝手に、と。
真善美に悖った想念と行為は、現世(今生＝今回の人生)では清算のツケは回ってこないかもしれませんが、輪廻転生を通して、誰もが否応なしにツケを払わされるのだから。
来世以降のいつかには、必ずや、絶対にね。
来世以降にほんのちょびっと心を入れかえ、想念と行為を糺(ただ)せば済むだろう、なんて、そんな生易しいものじゃありませんよ。
こんなものは、ナメ過ぎも甚(はなは)だしい。
そんな、甘っちょろいことで済むはずがないに、決まってるじゃないですか。
もっと、ずっと、はるかに、厳しく、凄まじいものになるんですよ。
気高い神様の分霊(わけみたま)が私達の本体なんですからね。
神様におよそふさわしくない、真善美に悖る想念と行為をして、これを修復するためには、一体どんなことになるのか？
各自で考えればわかるはずですよ。
だから、現世で苦しむことが多いんですよ。(＊2)
あと(来世以降)で、ちょちょちょっと良(よ)しなにやるから、今はいいでしょ？ってのは、やっぱり、この世(現世)での病気や災難その他の不可抗力による苦しみをほとんど味わったことがねえんだろうな、としか思えないんですよ、俺にはね。
従って・・・。
ちょっとした反省と、ほんの申し訳程度でお茶をにごす、軽薄さ極まる、そんな生っ白い懺悔もどきの安っぽい心がけや行いで、真善美に悖る想念と行為のツケ払いが済むくらいなら、こんなに迷いに迷い、苦しみもがく娑婆(しゃば)になんか、なってませんってことさ。
とは言うものの、霊的に無知とはいえ、自己責任だから、仕方ないかな。
説教が基本的に無効なのはもちろん、とやかく言ってもしょうがないな、そういう因縁因果に突っ込んでいってしまう人達だから。
俺のようなまったくの赤の他人にできることは、せいぜい、世界平和の祈りをすることによって、彼女達の天命がまっとうされることを、陰ながらお祈りして差し上げることしかできないのだから。
それと、これは俺が男だから、男性目線で見るためもあるんでしょうが、まあ、女性さん達のワガママなこと。
ほぼ、際限ないんじゃないですか？
いわく、
(美顔のことと思われる)イケメン、
(見栄えのする)高身長、
(脚長の？)カッコいいスタイル、
子育てや世間体を満足させる見栄や、贅沢三昧な生活を保証すべき、圧倒的な高収入、
とにかく目先と小手先ばかりを最優先した、女性を大事に扱うための、優しさ、気配り、思いやり、
さらには、
料理上手に、家事上手、加えて、イクメン当たり前、
と。(＊3)
まあ、とにかく、あげていけば、それこそキリがない。
端的に言ってしまうと、女性として生まれてきたことは、その人生を楽しみ、謳歌(おうか)することが、当たり前だ、と考えているのではないでしょうか？
まあ、いわゆる、お姫様願望ってやつですか。
つまり、女性として満足のいく生き生きとした恋をして、見目麗しい容姿と才能のある伴侶を得て、これにふさわしい子供を出産し、性生活でめくるめく十分な快感を得て、周囲からも羨望のまなざしでみられる家庭を築き、・・・と。
こうした内容を見てくると、肉体をもとにした五欲にまつわる、各種の欲望を求めてばっかりなんですよ。
そうでしょう？
しかし、残念なことに(男性も含めて)、この世に生を受けるということは、魂磨きのために、過去世でなしてしまった、真善美に悖る想念と行為の清算のために、あらゆる展開に時間がかかる肉体をまとうことで、主として、修行のために来ているんですね。
楽しみに来ているんじゃないんです。
魂の汚れ(＝過去世でためてしまった真善美に悖る想念と行為)落としのために、修行するために、苦労するために来ているんですよ。
極論してしまうとね。
見も蓋もない、夢のない話？になってしまうかもしれませんが。
過去世でためてしまった真善美に悖る想念と行為、いわゆる、業想念がなくなり、魂が浄まったような人は、いわば、上(あ)がりとなって、おそらく、もう、この世には出てこない(特別な使命を帯びて例外的に降りてきた人は除いて)。
守護の神霊となって、後進の肉体人間の指導にあたるかどうかは、それぞれでしょうが。
なので、そもそも、その前提からしてが、まったく違っているんです。
もちろん、恋愛感情や、性的な快感にもとづく一体感による満足や、家族愛なども、神様の分霊の一体化としての正の意味合いもあるのでしょう。
しかし、大半は、因縁因果でぶつかりあって、砥石(といし)のように苦労して、お互いの魂を磨くための誘因としての役割があるのではないか。
つまり、因縁と誘因で、男女を結びつけておいてから、さまざまな修行をさせる、と。
そのための、必需品？にもなっている。
こうしたことを、まったくと言っていいほど考慮せずに、ただ、いい思いだけをしたい、快楽だけをむさぼりたい、見栄を満足させたい、・・・では、コトが上手く運ぶはずがありませんね。
なので、最初から恋愛感情で結ばれ、互いの寿命が尽きるまで、離婚もせずに、仲睦まじく暮らすご夫婦は、極めて少数派なのではありませんか？
過去世からの善行の賜物もあり、現世で仲睦まじい理想的な男女として、夫婦として出会えて、人生を送ることができる人達は、圧倒的少数派である、と。
あとは、それなりの苦労をしたり、そこそことして、過ごす方々が大半なのではないか。
ま、ぶっちゃけ言ってしまうと、夫婦も親子も兄弟も、友人も知人も何もかも、修行すべく、この世で出会った組み合わせ、これが基本なんですよ、ってことになる訳ですから。
で、過去世からの因縁因果でかなりの程度運命を規定されてしまう現世で、ほんのわずかでも、運命を修正して、好転させることのできる、世界平和の祈り一念の生活と守護霊さんと守護神さんへの感謝行をして頂きたいんですよ。
来世以降への、良き因縁の貯金になるといった実利もあるからです。
既述のように、これは、元々の美しい容姿を取り戻すための、地道で息の長いやり方でもあるのですから。
一足飛びのような、手前勝手で都合のいい抜け道はないのだから、地道にコツコツといくしかないんです。
この文章にたどり着いた方なら、これを機に、考えてみてほしいんですね。
自分は何で生きているのか？
心臓をはじめとした体の各器官は、どうやってその活動をさせ、なおかつ、維持していくことができるのか？
その力の源泉は何か？
その力はどこから来るのか？
自分の意思で、体の各器官、特に内蔵や神経系統を思うように動かすことができない、操れないのは、なぜか？
私達各人が、決して完全無欠に同じ容姿ではなく、瓜二つに近い双子でさえ、その個性が各々異なり、別人格であるのは、なぜなのか？
私達各人が、容姿、能力、運命が、異なっているのは、なぜか？
などなど、ですね。
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(＊1)遺伝子の仕組みを神様のみ技として、絶対的にとらえることはともかくとしても、方便(便宜)ではなく本質と勘違いして？、自己正当化や唯物論をわめきたてる？類いのものの見方も、これと同様ですね。
我こそは真理を見つけたり、人間なんてしょせんはこんなものだ、と断定することがね。
あなた方は、本当にそれでいいんですか？とききたいけれど、まあ、あの方達は決して聞く耳を持ってはくれないでしょうね。
(＊2)その典型で最たるものが、以前から再三再四にわたって指摘してきたゴブチ(傲慢、侮蔑、嘲笑(冷笑含む)の略)の輪廻転生上での、あらわれなんですよ。
神様の分霊が本体でなければ、あんな凄まじい結果が起きてくるはずがない。
気高い神様の分霊が本体だからこそ、ゴブチの想念と行為に対して、あたかも、重い厳罰が下されるかのような形で、魂の学習をさせられるはめになるのです。
(＊3)その点、昔の女の人は偉かった。
家電の発達も普及もなく、家事が重労働で、他家に嫁ぎ、舅、姑や親類縁者の軋轢(あつれき)を担がされても、やっていかざるを得なかったであろうケースが多々あったはずだからです。
今では、ベビーカーがあり、街でよく目にするダンナさんがしてくれるイクメンもなく、子供をおぶって、手を引いて、と現代からみれば、隔世の感があったはずです。
わずか、数十年で環境が劇的に変化したからです。
所得を限界近くまで絞り取られ、共働きを強要されて、非常に苦しい生活を余儀なくされる支配が浸透してきた代わりに、女性としての待遇は、昔に比べればずいぶん改善された部分もあるのではないですか？
昔の女性は、有無を言わさず、といった面があったことを考え合わせると。
まあ、あまり指摘すると、大好きな女性さん達から、反感を買い、憎まれても困るので、これくらいにしておきますので、ご容赦下さい。
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追記: 2024/04/06 12:08
〜訂正内容〜
本文を加筆・訂正しました。
