第 3 週 賢者の道を歩む
1 智慧があれば人間らしく生きられる
学ぶことの少ない人は
牛のように老いる。
彼の肉体は肥えるが、
智慧は成長しない。
(一五二) (第11章 老い より)
また、独断と偏見を書きます。
智慧(以下ではすべて知恵と書く。ご了承願います)、知恵、知恵、・・・。
そんなに、知恵が大事なのか?
じゃあ、知恵は何のために必要なんだ?
より良い生き方のため?
じゃあ、何で、私達肉体人間は、より良い生き方をしなければならないんだ?
表題に、「知恵があれば人間らしく生きられる」とあるが、じゃあ、人間らしく生きるって何だ?
自分一人が知識欲その他で、気が済み満足した生き方がしたいから?
周りの人々との調和をはかり、みんなで幸福感を感じたいから?
じゃあ、幸福感って何だ?
生活が成り立ち、それに伴う、人間の 3 大欲望、食欲、睡眠欲、性欲をはじめ、金欲を含めた各種の物欲、子孫繁栄欲などを満たしたいから?
それだけで、幸福なのか?
離婚や家庭内不和や病気その他の死別で、結婚できても、子供が生まれても、必ずしも、満足するとは限らないのではないか。
じゃあ、肉体人間は、一体、何を求めて、あるいは、無意識に生きているのか?
これに対する直接的な答えは、何なんですかね?