おぶなより

世界平和の祈りに寄せて

601_ひしみー023

02 釈迦仏の誕生

・釈迦の誕生と摩耶夫人の死

摩耶夫人の出産のための里帰りへの出立の地の宮殿の場所をめぐる学説などいろいろと書いてあるが、すべて割愛する(摩耶夫人のお釈迦さんの出産についてお知りになりたい場合は、お手数ですみませんが、前回( 600_ひしみー022 )をご参照願います)。

とにかく、事実と思われることだけを簡潔に記したい。

摩耶夫人は、里帰りは叶わず、旅の途中で 9 カ月の早産となった。

そして、悲しいことに、摩耶夫人は出産の後、わずか七日でお亡くなりになられている。

ひろさんは、死因は産褥熱だろうと推測している。

そして、それが仏陀の母としての宿命だと仏伝作者は訳しているそうだ。

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・産褥熱~さんじょくねつ~子宮内の胎盤の剥離面をはじめ、分娩(お産のこと)によって生じた傷に細菌が感染し、産後24時間以降から10日以内に、38℃以上の熱が2日以上続くもの。
現在では、分娩管理や抗生剤の進歩により、産褥熱は著しく減っている。

・仏伝~ぶつでん~仏教の開祖であるお釈迦さんの生涯を伝えるもの。