おぶなより

世界平和の祈りに寄せて

649_ひしみー070

07 禅定と苦行、そして中道

・苦行を始めた沙門ガウタマ

アーラーダ仙、ウドラカ仙の下を難しいとされていた禅定の技術をいとも簡単に会得して、次々に去って行った沙門ガウタマ(お釈迦さん)。

彼は次に苦行をやることになる。

彼は後にブッダガヤーとよばれる、王舎城から 80 km ほど南のウルヴィルヴァーの地で苦行をする(*)。

古代インド人は、苦行をすると、その行者に熱的物質(タパス)が蓄積され、神秘的な超能力が得られると信じていたそうだ。

ひろさんは、この節では、現代のインドの苦行者の話を持ってきて、特にこれといったことはお書きになっていない。

お釈迦さんが、何を求めて苦行したかの話は、次節以降にずっとつながるので、とりあえず、この節はこれだけにする(内容が分かれて書かれているので悪しからず。ただ、個人的に言わせてもらえば、それでもモヤモヤして今一つよくわからない)。

ともかく、古代からインドは、苦行の聖地と呼ばれ、苦行者がたくさんいることだけで結ばれている。

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(*)お釈迦さんが修行した場所について、いろいろな説明があるのだが、かなり煩瑣なので割愛してこのようにする。ブッダガヤーとされたのは、お釈迦さんが悟りを開いた場所、すなわち、ブッダのガヤーと呼ばれるようになったことに由来するようだ。