おぶなより

世界平和の祈りに寄せて

665_ひしみー086

前回( 664_ひしみー085 )の続きです。

とりあえず、生・老・病・死について簡単に記(しる)します。

ひろさんは、堂々巡りのお話の後で、以下のように結んでいる(改変あり)。

・・・いずれにしても、シッダールタ太子は「老・病・死」に関する疑問を起こした。それを解決するために出家した。伝説はそう伝えている。それが「四門出遊」の伝説であった。

まあ、この点に関しては、ひろさんは通説(?)と同じように、四門出遊を出家の要因の一つと見ていると解釈してもいいだろう。

その通説(?)というか、一般的見解は、お釈迦さんに出家を決意させた出来事として、以下の 3 つをあげる。

1.樹下観耕(じゅかかんこう。先の食物連鎖の話。一般的には弱肉強食とされる)
2.四門出遊(しもんしゅつゆう)
3.歓楽による厭世感(*)

こんな感じで、いわば満遍なく(?)、出家の理由を網羅するような形となっている。

なので、伝説(仏典)の解釈と、ひろさんの考えも踏まえて、とりあえずは、シッダールタ太子(お釈迦さん)の出家の要因を、この一般的見解としておくことにします。

私は守護の神霊さんのお導きだと考えるのが、自然だ、よくできている、と考えますが、やはり、これはひろさんをはじめとする一般的な解釈ではないと思いますので。

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(*)シッダールタ太子は、浄飯王(父親)に出家を 3 回願い出ているが、許されなかった。
その代わりに与えられたのは、側妻(そばめ)と歓楽。
彼女達のあられもない寝姿を見たシッダールタ太子は、厭世感を募らせ、出家に至る、のようにされている。

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①追記: 2022/02/13 00:01
②追記: 2022/02/13 09:00
③追記: 2022/02/13 09:02
〜訂正内容〜

上記複数回にわたり、本文を加筆・訂正しました。
たびたび、すみません。