09 梵天による懇請
・悟った聖者は速やかに入滅する
前回( 707_ひしみー128 )の続きです。
また、独断と偏見を多々含むがあらかじめご了承頂きたい。
ひろさんは、梵天勧請時に、お釈迦さんは、 2 方向(?)からの誘惑を受けているとする。
1 つ目は、神様の誘惑で、梵天様の誘惑だ。
サンユッタ・ニカーヤと律蔵で挿入されているエピソードの梵天勧請のことだ。
2 つ目は、マハーパリニッバーナ・スッタンタ(Ⅲ)の悪魔の誘惑とされる。
悪魔の誘惑は、こういうことだ。
当時のインドの常識として、悟りを開いた人間は速やかに入滅、つまり、涅槃に入る、肉体的に死ぬのが常識だったそうだ。
そして、経典(マハーパリニッバ・スッタンタ (Ⅲ) )のこの悪魔の「あなたは悟りを開いたのだから、涅槃に入る、つまり、死になさい」を、経典作者が当時のインドの常識的な思考を悪魔という形で代弁させた、悪魔という形で内在化させた、としている。
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①追記: 2023/05/15 22:55
〜訂正内容〜
表題を加筆・訂正しました。
①について
09 梵天による懇請
の内容が始まる、
694_ひしみー115
から
714_ひしみー135
までの 21 個分の表題を
すべて間違えていたこと
に気づきましたので、
これらを訂正しました。
これに伴って本文中も
訂正すべき部分を訂正
することにしました。
この章の正しい表題は
09 梵天による懇請
でなければならないところを、ずっと
09 梵天の懇請
のままにしていました。
大変失礼致しました。
申し訳ございません。
お詫びとともに訂正させて頂きます。