おぶなより

世界平和の祈りに寄せて

107_変写真

今週のお題「怖い話」

私には、霊感がほとんどなく、心霊体験も数えるほどしかないのですが、とりあえず、もう一つだけ書かせてもらいます。

それは、写真です。

夏休みに親戚の家に遊びに行った時に、その親類を撮った時に、何枚か写ったものです(ただし、写真それ自体はどこにあるかわかりません。しまいこんだか、おたきあげのように処分したかもわかりません)。

あまり場所をいうのもはばかられるかもしれませんので、旧刑場跡の近くとしておきます。

そこで、伯母(父の姉)を一人で写真に写した時のものです。

当時はまだデジカメ普及の前なので、お金もないので、フィルムカメラを使っていました。

ネガのときはわかりにくかったのですが、プリントして、何だこれは?という炎がいくつか写っていました。

人魂のことは知っていましたが、別に怖い感じもせず、その当時は変な写真が何枚もとれたなあ、と思っただけでした。

伯母の左右両隣に、1 本または 2 本の、細い針金のような、天井から床まで届きそうな線があり、その線の縦に沿って、人魂のようなもの、あるいは、明るい赤からだいたい色の鮮やかな炎(ガス台のような規則正しい細かい炎ではなく、丸い玉を燃やした大きくメラメラしているような炎)がいくつも写っていました。

その当時は、どういう訳か、あまり怖くも感じず、変だなあ、くらいにしか思わなかったのですが、しばらく後に、伯母の家のすぐ近所がかつて(数百年前)刑場だったということを知り、なんとなくわかった気がしました。

私やその伯母の子供(従兄弟です)の写真には、まったく写りこんでいなかったので、不思議といえば不思議でした。

伯母もしっかりした人で、別に想念が不安定なり、不穏な人ではなかった(性格がキツく冷静すぎるほど冷静な人だった)ので、霊的な存在に憑依されるはずもないとは思うのですが、なぜ、伯母だけに何枚もあのような写真がとれたのかは、謎のままです(その直後に、伯母が病気になるなどの、これといった不幸や災難もなかった)。

とにかく、今となっては、何もわからず、また、どうすることもできないので、とにかく、世界平和の祈りだけはしておこうと思います。

あまり、怖い話でなくてすみません。

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追記: 2024/04/07 08:28
〜訂正内容〜

本文を加筆・訂正しました。