空即是色_その1。
五井先生の空即是色ありました。
前回 ( 287_バチの授業 - おぶなより ) で、世界平和の祈りと守護の神霊(守護霊さんと守護神さん)への感謝行で、悪い因縁のあらわれがかなり軽減・緩和されることについて、五井先生の空即是色の本が見つかったら注釈で書く、としました。
ですが、せっかくですし、ある程度の分量があるので、ご参考になるかもしれない本の関連箇所までをも含めて、いくつかのものをあげておこうと思います。
分量の都合により、 その1 と その2 と その3 の三部に分けます。
内容は、おそらく五井先生のお話、法話をそのまま文章に起こしたものと思われます。
白光真宏会も太っ腹ですね。
本のどこをみても、著作権云々などとうるさいことを一切書いていない。
よい教えを広めるのに、金を絡めるのは正しくない、ということなのでしょう。
さすが。
では、以下、ご参考までにいくつかの節を(なお、内容を損なわない範囲で段落分けや漢字化などの改変をいくつか行っています。ご了承下さい)。
ー 霊障というもの ー
もう一つの質問「霊障(れいしょう)の病(やまい)と長いこと言われてきましたが、どういうものなのでしょうか」という問いに答えましょう。
霊障というのは、迷った想念が肉体にかかり、おぶさっている状態をいうのです。
余計に荷物(迷った人の想い)を背負ったようで、そこだけ重い訳です。
それが頭に来れば頭が変になるでしょう。
肺に来れば肺病になるでしょう、というようにさわっている。
それが霊障というのです。
どうしてそのようなことがあるかというと、自分の肉体などない、死んだ後の世界などあるものか、人間は肉体があるうちが生きているので、肉体がなくなれば死んでしまうのだ、無になるのだ、死んだ者に魂などあるものか、と思って死にます。
要するに、いかにも仏教を説いているようだけれど、そういう人は唯物論者で、実は何も知らない、本当のことは何も知らない人が死にますと、死んだら生命(いのち)がないと思っているのに、実際に生命があるでしょう。
想いが返ってくるのだから。
そうすると、ああ、俺は死ななかったのかと思う訳です。
じゃ生きかえったのかナと思う。
けれどもう肉体はない訳です。
幽体があるけれども、肉体はない。
だから体は肉体感覚とは違う訳です。
何だかしっかりしないんだナ。
そうすると思い出すのはどこかというと、自分が住んでいた所とか、親しい人とかを思い出すのです。
それでスーッと親しい人の所へ来る訳です。自分の妻なり、夫なり、子孫なりの所へ来るのです。
そして一緒にくっついてしまう訳です。
くっつかれた人は、重くなってしまう。そういうのが何人もあれば大変です。重態になる訳です。
私達がそれを見ますと、ああ、誰々がいるな、というので気合いをかけたり、柏手を打ったりして浄める訳です。
ところが、執念深く何十年来もついているのは、一遍や二遍ではとれない。
うっかりとると、その人まであの世に逝(い)ってしまうことになるのです。
だから、少しずつ少しずつ離し浄めてゆくのです。新しくついたものなら、パッと浄まります。そういうものなんですよ。
ー あの世のためにもなる生き方 ー
だから私はよく言うのです。
この肉体に生きている間は何もしなくてもいいから、あの世に行ってまでも人の世話かけるな。
あの世に行ってまで世話をかけるのが、一番いけないことです。
この世で何にもしなくてもいいから、せめてあの世にも生命(いのち)があるんだナ、死んでも生命があるんだナ、という気持ちを持って、守護霊さんと守護神さんにすがっていなさい、というのです。
守護霊さんと守護神さんにすがっていれば、何事もしないどころではなくて、すがっていることそのものが、この世に存在する意義がある訳です。
守護霊守護神につながっているような人は、何かしら人のためにしなければいられないのです。
自然に人に親切にしたり、ニコニコしたり、ああ何て感じのいい人だナって思われて、この世の中に、やわらかい雰囲気、温かい明るい神様のみ心をふりまいてゆく訳ですから、人のため、世のためになっている訳です。
おじいさんやおばあさん、あるいは、病人で何か事柄としてはできない人もありましょう。
そういう人達は、平和の祈りをしていること、守護霊守護神に感謝していること、そのままが、この世のためになり、あの世のためになる訳です。
だから、そういう生き方をしなさい、と私は説く訳です。
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①追記: 2021/03/12 12:38
祈りによる因果の軽減の話は、空即是色_その3 に、 常住坐臥(じょうじゅうざが)の祈りを 、のところで出てきます。ご了承下さい。
②追記: 2021/03/12 23:50
③追記: 2021/03/14 07:00
③追記: 2021/07/09 23:43
④追記: 2024/04/25 22:40
⑤追記: 2024/04/25 22:41
〜訂正内容〜
上記複数回にわたり、本文を加筆・訂正しました。