前回 ( 297_多様2 - おぶなより ) の続きです。
大まかな話になります。
逐一引用することもできないかもしれませんので。
彼女の話には、女性は女という性別に生まれた、ただそれだけで、蝶よ花よ、とほめそやされ大事に育てられてきたとされていた(毒親や虐待などの例外は暗黙に除外しているようだ)。
ところが、次第に長じるにつれ、このチヤホヤが減少傾向となるのが慣例とされる。
従って、かつてのように特別扱いされたいという欲求が潜在的にたまっていくようなんですね(彼女はこれにはあからさまに言及していませんでしたが)。
という訳で、誉める、奢る、レディファーストをする男性が現れれば、この女性の欲求不満や劣等感(コンプレックス)を埋める(彼女によると女性は何らかの劣等感を常に抱えているものらしい)存在として、安心感を与えられる人間としての存在になるらしいんですね。
さらに彼女によると、この安心感は恋愛感情を抱く前提条件となるらしい。
そうして、その女性にとっては、一般的な男性から頭ひとつ抜け出た特別な存在としての地位を確立できるらしい。
しかし。
女性として生まれただけで、なぜにそこまでチヤホヤしなければならないの?
生理と妊娠・出産という大変なお役目を担わされているから?
そもそも、男性と女性は、それぞれに違う役割を持たせられて、互いに尊重し合い、協力し合うのが、本来の姿ではありませんか?
肉体人間の本体が、神様の分けられたお命である分霊(わけみたま)ならば、つまり、神様ならば、互いに愛し合い、慈しみ合い、協力し合って人類としての命をつなぎ、後世に引き渡していくべきなのではないですかね。
なので、生理と妊娠・出産という大変なお役目を担わされていることが、すなわち、高みに立って男性を無条件に選り好みする特権を与えられたことと同義とするように見えるのは、おかしな話なのではありませんか?
五井先生の空即是色の本にあったように、神様のみ心においてみんなを崇(あが)めるのが、本来の形ではないのか、と。
まあ、そこまでいくには、かなりの霊性の開発、すなわち、世界平和の祈りと守護霊さんと守護神さんへの感謝行が必要になるでしょうけど。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
追記: 2024/04/26 21:55
〜訂正内容〜
本文を加筆・訂正しました。