久しぶりに買ったままほったらかしにして読まなかった本を読んだ。
ベストエッセイ 2018 という本。
いろんな人がいろんなことを書いていらっしゃいますが、見慣れない漢字と横文字が結構多く散りばめられた文章が多いですね。
なんか瀬戸内寂聴さんの文章が、やや漢字がありますが、とても平易で読みやすかったです。
こじゃれた言葉が一つもなく、淡々としていて、しかも力弱くない。
うまく言えないけど、かちっとした何かが確かにある。
女性が書いた文章なんだけど、何だか男性的な感じがするんですね。
前に般若心経のCDの本を見た時などにも感じたことなので、性別は明らかに女性なんだけど、文章から感じる印象は、男性的ということもあるんだなあ、と。
やはり、魂的なものと、形の上であらわれた肉体的なものは、違う場合があるんですね。
まあ、輪廻転生のなせる技なのかもしれませんが、不思議だなと感じました。