第 2 週 人生苦と向き合う
2 時を逃してはならない
若い時に、財を得ることもなく、
修行もしないのなら、
魚のいない沼にたたずむ
(老いた)白鷺(しらさぎ)のごとく、
やせ衰えてしまう。
(一五五) (第11章 老い より)
若い時に、財を得ることもなく、
修行もしないのなら、
的を外れた矢のように朽ちる。
昔のことばかり思い出して悔やみながら。
(一五六) (第11章 老い より)
また、個人的な独断と偏見です。
まあ、これらは要するに、鉄は熱いうちに打てってことですかね。
ただ、 S さんの言い回しは、訳の関係かどうかわからないが、私には理解できない部分があるんだなあ。
例えば、時間は一定の速さで絶えず変化している、とか。あと、疑問なのは、時宜を踏まえ上手く行く時があっても、それが順風満帆に続くとは限らないこととか。
まあ、あまりウダウダいっても仕方がないので、一つだけ。
時を逃したらどうするの、ってこと。
逃したら逃したで仕方ないじゃありませんか。
それなりに、突っ張って、這いつくばって、やっていくしかありませんよ(ある歌の歌詞を参考にしました)。
今日から、今から始める。
これだけです。
こんな風に、もうダメだ、とガチーンとぶちのめしても、救いは一切ありませんよ。
こんなことを上からドーンと言われて、反転攻勢に出れる人は、それほど多くはないのではありませんか。
真善美に悖る、業想念を抱く可能性の方がずっと高いと思うんですけど。
寿命がある、(神様に)生かされている。
ならば、何かしら神様に期待されている働きがあるのかもしれない(五井先生はあるとして、天命を信じて人事を尽くせ、としていた)と思って、祈りと感謝行を踏まえながら、よく考えて生きていくのが、いいんじゃないか、と考えます。
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追記: 2021/05/25 01:50 〜訂正内容〜
本文を加筆・訂正しました。