以前( 428_法悟28-27-2 )、S さん( スリランカ仏教界のアルボムッレ・スマナサーラ長老 )の原始仏教経典の法句経(ダンマパダ)のお話で、「現象の世界にいる限り、グッドタイミングは絶対にあり得ない、というのがブッダ(お釈迦さんのこと)の教え」だ、というのは、今一つピンとこない、よくわからない、と書きました。
ただ、肉体人間としては、その肉体的水準や、知的な水準は常に変わり続けているように思います。
確かに、肉体をまとっている以上、永遠はなさそうだ、と感じられます。
変わって欲しくはないのに、変化していく。
幼少期や成長期は、変化・成長に期待が胸膨らませて(?)も、二十歳過ぎてからは・・・。(*)
例えば、知的な水準について。
自分の昔のブログ(といってもたかだか 1 年ちょっとしかブログ歴はないですけど)を見返したら、何か今と違うな、と思うものがあったからです。
もちろん、基本的な考え方や思考が明らかに変わった訳ではありません。
そうではなくて、今、この内容を書こうとしても書けるかな?のように感じる文章があったからです(とはいえ、皆さんの水準にはまだまだほど遠い状態ですけど)。
普通なら、今までに生きてきて、その人その人なりに積み重ねられた一定の知的な水準は維持・継承され、だんだんにその水準は上がっていくものだと、考えますよね。
つまり、知的な水準は蓄積・向上して、漸次進化していくはずのものだ、と。
でも、もしかしたら、必ずしもそうではない場合もあるのかもしれない、と。
これには、2 つあるように思います。
第 1 は肉体的なことで、肉体人間としては変化していくのと同様に、自分を構成する細胞の一つ一つをはじめとする、あらゆる素材が変化した、または入れ替わったことに伴い、思考力が変わったということの可能性。
つまり、肉体の各部分の新陳代謝(しんちんたいしゃ)と人間としての生命体の維持活動が、思考力に影響を及ぼした可能性です。
第 2 は、外部要因的なもので、基本的には、人間が知的な面で漸次進化するものだとしても、場合によっては、何かポッと出というか、ひらめき、あるいは、守護霊さんのお力添えがあって、文章を書かせて頂いたものがあったのかもしれない、という可能性。
自分としては、第 2 のような気がします(わずか 1 年あまりで、総合的に退化したようには考えたくないので)。
たまたま、自分は人格・霊格的に分不相応にも、世界平和の祈りと守護霊さんと守護神さんへの感謝行をご紹介させていているので、もしかしたら、ほんのご褒美(ほうび)に守護霊さんのお力添えを頂いて、書かせてもらえたものがあったのかもしれない、と。
最近、前の文章を見返してみて、ふと思った感想です。
逆に言うと、あまりにも、真善美に悖る想いと行いの業想念、例えば、憎い、欲しい、妬(ねた)ましい、などなどを抱き過ぎていると、幽界(想いの世界)の生物のような好ましくない思念にとり憑(つ)かれたり、影響されたり、という可能性も出て来るように思います。
たとえ、過去世の因縁によるものであったとしても。
なので。
世界平和の祈りと守護霊さんと守護神さんへの感謝行をお願い致します。
まあ。
肉体人間の状態は、肉体状態(第 1 の要因)にしろ、精神状態(第 2 の要因)にしろ、悟りを得ることができない以上は、定点観測的(?)に見た恒久不変なものではなさそうなので、とにかく、その時々の最善(ベスト)を尽くしておけ、ということなのかもしれません。
そうしておいてこそ、肉体的にも、精神的にも、その努力の跡としての功績(?)は維持されて、なおかつ、引き継がれ、後々にもつながる、と。
そんな気がします。
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(*)学生時代、体育会系の先生が、(肉体)人間の成長のピークは、二十歳だと言っていたのを覚えています。
不老長寿や、アンチエイジングや若返り法もあるのかもしれませんが、基本はこんな感じでしょうか。
ちなみに、私は幼少時から女性について感じていたことなのですが。
女性は、確かに二十歳前後に、言い様のない不思議な魅力と美しさをそなえているように見えました。
しかし、ちょっと尖(とが)っているというか、ゴツゴツしている(?)というか、わずかに粗削(あらけず)りで、三十代前半位になって、ようやく角がとれて、一番落ち着いて、バランスがとれているように見えた記憶があります。
今は、ハートカフェなどでコメントする方々は、三十代前半以降の女性には超絶厳しく、あれやこれやと言っていますが、私の感覚が変なんですかね。
いまだに、よくわかりません。
・漸次~ぜんじ~だんだん。次第に。
(用例)漸次、快方に向かう。
・新陳代謝~しんちんたいしゃ~①生物学用語~生物が生命維持のために必要なものを取り入れ、体内で不必要になったものを体外に排出すること。代謝。物質代謝。物質交代。
②古いものが新しいものと入れかわること。
(用例)指導部の新陳代謝がすすむ。
ここでは、①の意。
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追記: 2021/07/24 23:50 〜訂正内容〜
本文を加筆・訂正しました。