第 2 章 人間関係に気疲れする
24.正しさを保つ
他の識者から咎められるような
下劣な行いをせず
すべての生きとし生けるものを
幸せに、安らかに、楽しくさせよ。
(スッタニパータ より)
今回は、あまり書くことなさそう。
佐々木さんによると、一切の生きとし生けるものが幸福であれ、安楽であれと念じるこの言葉は、慈経(メッタスッタ)と呼ばれ、全世界で多くの仏教徒が知り、日々唱えているそうだ。
まあ、強いて書くとすれば、後半の 2 行は神様讃歌と言えますね。
この世の植物、動物、大自然をはじめとした、ありとあらゆるもの、そして、神様の分け命、分霊を与えられた肉体人間も、安穏であれ、幸せであれ、と。
つまり、神様のおつくりになった、あらわしたところの、すべてのものが、調和して、安穏で、幸せでありますように、と。
その中でも、特に鍵を握るのは、神様の子供である肉体人間です。
だから、世界人類が平和でありますように、という世界平和の祈りは、神様のみ心を素直にあらわしたと考えることができますね。
そうした意味では、この慈経は、世界平和の祈りに一脈通じている、と言えるでしょうね。
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①追記: 2021/09/05 12:21
②追記: 2021/09/11 21:05
〜訂正内容〜
上記複数回にわたり、本文と表題を加筆・訂正しました。