おぶなより

世界平和の祈りに寄せて

495_仏言葉ー029 ー 不殺生と非暴力

第 2 章 人間関係に気疲れする

29.生き物の「命」

生き物を(自ら)殺してはならぬ。
また(他人をして)殺さしめてはならぬ。
また他の人々が殺害するのを容認してはならぬ。
世の中の強剛(きょうごう)な者どもでも、また怯えている者どもでも、すべての生き物に対する暴力を抑えてー。

(スッタニパータ より)

これも、今枝さんの訳がなかったので、中村さんの訳を用いた(改変あり)。

佐々木さんによると、この句は、仏教の不殺生、非暴力を説いたものだそうだ。

ただ、暴力を振るわせないために、暴力を使って食い止めるのはきわめてマズイ(最悪、戦争協力にまでなりかねないから)ので、他者に対して強制がダメだと理解すべきものらしい。

しかし。

肉食との関係や徹底させることの無理さについてもっと掘り下げないと、よくわかりません。

肉食云々については、以前私流に詳しく書いたことがあるので省略します。

やはり、あまりにも紙幅が少な過ぎて、あの説明だけでは、ちょっと無理があるんじゃないですかね。

よくわかりませんが。

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追記: 2021/09/11 21:12 〜訂正内容〜

表題を訂正しました。