第 3 章 自分が何のためにいるのかわからない
45.正しい決意こそが幸運の源
今回も、前回に続き、スッタニパータになる。同じく中村さんの訳を引用する(改変あり)。
適当な場所に住み、
あらかじめ功徳を積んでいて、
自らは正しい誓願を起こしていること、
ーこれが、こよなき幸せである。
(二六〇)
佐々木さんによると、お釈迦さんは、世俗の喧騒に溢れ返る街ではなく、誰も人がいない僻地でもなく、街から少し離れた街が住むのに適しているとしていたそうだ。
心が惑わされない程度の人との関わりは、学ぶためには必要とのこと。
そして、正しい方向を定めて、努力できることは幸せなことだとのこと。