おぶなより

世界平和の祈りに寄せて

585_ひしみー007

01 釈迦はいかなる存在か

・釈迦は宇宙仏のメッセンジャー

かなり適当にまとめる。

ご了承下さい。

ひろさんによると、大乗仏教は、釈迦という仏陀・仏の背後に根元的な仏として、「宇宙仏」といったものを考えるそうだ。

宇宙仏とは、宇宙全体あるいは宇宙そのものを仏とするものだそうだ。

その宇宙とは、満天の星空に象徴されるところの大宇宙のような無限の時間と空間を超越した、われわれの認識できない存在そのものを宇宙と(ひろさんは)するのだそうだ。

それを仏とするのが、大乗仏教だそうだ。

そして、この宇宙仏は、宇宙の真理とも言い換えられ、人類普遍の真理や地球の真理をも越えた、宇宙の真理こそが、宇宙仏だとする。

その宇宙仏が、われわれの地球世界に一人の人間を送り込んできた。

その送り込まれた宇宙からのメッセンジャー(使者)こそが、釈迦その人であり、普通の人間ではなく、最初から仏だ、ということらしい。

そして、ひろさんは、これが大乗仏教仏陀観であるとしている。

宇宙仏。

これ字引に出ていませんね。

ネットで検索しても、出てくるのは、毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ。東大寺の仏像が有名)や大日如来といったものばかり。

ここでひろさんが書いているように、宇宙仏は完全にひろさんの造語ですね。

しかし。

後々の話にもあるけれど、こんな曖昧なことを言わずに、ハッキリ神様といえばいいのに。

ほとんど(?)唯物論者に見える(?)ひろさんまでも、やはり、神様を忌避しているように感じるな。

やはり、ひろさんも、一般的な仏教徒の呪縛を解くことはできず、神様を避けているということなのか(この辺についてより詳しく(?)お知りになりたい方は、拙稿の 558_仏言葉ー090 ー 仏教の本質 をご覧下さい)。

私達は、様々なことにそれなりの概念認識をして呼び名をつける。

そして、ああでもない、こうでもない、と侃々諤々(かんかんがくがく)と議論を戦わせてきて、今があるということか・・・。

しかし、こうしたことができるのは、私達が神様からそのお命を分けて与えられ、もちろん、加えて肉体も与えられ、考える力、判断する力、創造する力、要するに、知恵と力を授かっているからこそだ。

そして、私達の五感で認識できるものも、認識できないものも、ありとあらゆるものは、神様のあらわしたものであり、すべてが、いわば、神詰まりに詰まっている。

神様のお与えになった力があらわされている、というか宿っている。

その神様のお命そのものを分け与えられた肉体人間が、知恵と力を駆使して創造することのできる万物の霊長として、この地球さんの開発に遣わされている。

お釈迦さんのような人は、神様が人類の時宜を見計らって、たくさんの人を救うために、人類のために、(後に出てくるように)それなりの肉体人間としての過去世での研鑽(けんさん)を積んだ者として、この世に遣わされた人。

こう考える方が、素直で無理がないような気がするんですけどねえ。

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追記: 2021/11/07 22:51 〜訂正内容〜

本文を加筆・訂正しました。