おぶなより

世界平和の祈りに寄せて

383_法悟28-8-2

第 2 週 人生苦と向き合う

1 なぜ鉄は錆(さ)びるのか

鉄から出た錆が、鉄自体を崩壊させるように、
自分の行い(業)が、
罪を犯した自分を不幸へと導く。

(二四〇) (第18章 汚れ より)

学問には復習しないことが毒である。
在家にとって無精(ぶしょう)は毒である。
美しさに怠けは毒である。
心を守る人には放逸は毒である。

(二四一) (第18章 汚れ より)

また、勝手に書きます。

まず、前半(二四〇)について。

鉄が錆びるのは、自然現象じゃないの?

神様のみ心以外は、かかる時間の長短の違いはあっても、万物流転で、皆、変わらざるを得ないのだから。

錆を加速させる、鉄の腐食を加速させる要因は水分を始めとして様々あれど、この事実には変わりはない。

この世の生命も物質も、それなりの時間をかけて原型をとどめずに変わっていく。変化変滅していく。

まあ、学のある人からすれば、秀逸な例えなのかもしれないけれど、私のような者にははよくわかりません。

ただ、自分の行いが不幸へつながるとしているが、これは、肉体人間の抱く想いと行いが正しいですね。行いの前には必ず想いがあるから。従って、業とされているのは、真善美に悖る、神様のみ心に適(かな)わない肉体人間の抱く想いと行い、すなわち、業想念のことですね。不幸に導かれるとされているから。

業想念は、肉体人間の生きている間の顕在意識(普通の意識)と潜在意識の回転して循環する過程が、さらに輪廻転生をも通して何世にもわたって回っていく。

業想念は、守護の神霊さんが浄めて消して下さるもの、自分で祈りや感謝行で浄めて消すもの以外は、輪廻転生を通して回ることになる。

例えば、対人の業想念ならば、自らが人様に対して行ったものは、輪廻転生を通して、立場が入れ替わり、自分が相手からやられる、という形で返ってくる。

過去世で行った悪いことは、現世などで、被害を被(こうむ)るという形で、償う形をとって完結する運びになる(はず。普通なら)。

これは、神様のものとは異なり、有限なので、輪廻転生を通して、なるべく早く、なるべく多く、消し去ることが、いい生活(病争貧苦の少ない生活)にしていく鍵になりますね。

従って、祈りと感謝行は大事ですね。

後半(二四一)は、せっかく生きている(=正確には神様に生かされている)のだから、それなりに、あらゆる面で励みましょう、と言っているみたいですね。

でもなあ、今の学問は・・・。何かある程度、網のかけられた学問のような感じがするんですよねえ。

YouTube を見ていると、学歴は知らないけど、世の中には、地頭のいい人がいろいろといるんだな、と思わされる。

以前書いた、恋愛講座のマミ先生やAsk Japanese の カティーキャットさん(ドイツ人)は、頭よさそうですよね。

マミ先生は、ゆっくり話ている動画も見ましたが、本当に話の運びが淀みなく、隙がない(ように見える)。しかも、まったくつっかえることがない。

ティーキャットさんも、質問が次から次へとわき上がるように出てきて、話の運びも早い。やはり、つっかえもない。

ああ、この人達は、頭いいんだろうなあ、と思ってしまう。こういう人が研究をやったらどうなるんだろう、とちょっと考えてしまうことがある。かなり、にぎやかな感じの人達だから、あまり合わないのかもしれないけど。

話がそれました。

まあ、色々な例えをあげて、最終的には、心(とここでは呼んでいる想い)を整えなさい、としている経文だと思います。

それならば、やはり、祈りと感謝行が大事になりますね。

生きている=生かされている、のは、天命(=神様が期待されているこの世での使命)があるということ。

そして、肉体人間の寿命も有限。

だから、有効に生かしていくことが、必要とされる、という結論になるのでしょうね。

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追記: 2021/05/23 13:35 〜訂正内容〜

本文を加筆しました。