おぶなより

世界平和の祈りに寄せて

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

368_法悟28-0-1

前回 ( 367_法話50-50 - おぶなより ) までに、スリランカ仏教界のアルボムッレ・スマナサーラ長老(これは長いので、すみませんが、以下、S さんと略します)の 法句経一日一話 を法話と題して全部の 50 節を見てきました。1 節ごとの分量もさほど多くはなく…

367_法話50-50

50 人格の完成をめざす一切の悪を犯さないこと。 善に至ること。 心を清らかにすること。 これが諸仏の教えである。(一八三) (第14章 ブッダ より)また S さんのお話をまとめます(要約・意訳・改変などあり)。仏教の教えとは何か。 一言で言えば、「一切の悪…

366_法話50-49

49. けっして失われないもの白檀(びゃくだん)、ジャスミンの花の香りは、 風に逆らっては広がらない。 しかし、善き人の徳の香りは 逆境にあっても広がっていく。(五四) (第4章 花にちなんで より)S さんのお話をまとめると(要約・意訳・改変などあり)。世の…

365_法話50-48

48. 千のことばより一つの実行美しくてあでやかな花でも、 香りのないものがあるように、 よく説かれた言葉も、 実践しない人には実りをもたらさない。(五一) (第4章 花にちなんで より)(お断り)経文の一部を改変(漢字化)しています。ご了承願います。何か、…

364_法話50-47

47. 中道とは超越道であるあらゆる道の中で八正道(はっしょうどう)が最も優れている。 あらゆる真理の中で四諦(したい)が最も優れている。 あらゆる徳の内では離欲が最も優れている。 人々の中ではブッダが最も優れている。(二七三) (第20章 道 より)(お断り…

363_法話50-46-3

何だか、前回の内容を補足説明して、加筆・訂正したら、縁起についてやたら気になってきたので、また、書かせて頂きます。なお、前回と同様、以下に述べることは、私の独断と偏見による仮説ですので、拙(つたな)い者の罵詈雑言(ばりぞうごん)のように見える…

362_法話50-46-2

今回は、前々回 ( 360_法話50-45 - おぶなより )と前回 ( 361_法話50-46-1 - おぶなより ) をまとめた形で話をします。なお、以下の話は、私の独断と偏見による、あくまでも個人的な考えですので、この点をあらかじめご了承願います。前々回(以下、A とする)…

361_法話50-46-1

46. そのつど、そのつど、気づく賢者は、順次に少しずつ、 そのつど、みずから汚れを除く。 鍛冶(かじ)職人が銀の汚れを除くように。(二三九) (第18章 汚れ より)また、以下、一通り S さんのお話を見ていきます(かなりの要約・追加・意訳・改変などあり。お…

360_法話50-45

45. 智慧があるとは心になにもないこと無知な人には精神の安定統一はありえない。 精神を安定統一しなければ、 智慧はあらわれない。 精神の安定統一と智慧の備わっている人は、 涅槃に近づく。(三七二) (第25章 出家修行者(比丘) より)また、以下、一通り S…

359_法話50-44

44. 法を念ずる仏弟子は、 いつもよく覚醒していて、 昼も夜もつねに法を念じている。(二九七) (第21章 さまざまなこと より)以下、一通り S さんのお話を見ていく(かなりの要約・意訳・改変などあり。なお、お釈迦様も敬称を省き釈迦とする。ご了承下さい)…

358_法話50-43

43. 仏を念ずる仏弟子は、 いつもよく覚醒していて、 昼も夜もつねに仏を念じている。(二九六) (第21章 さまざまなこと より)また、以下、一通り S さんのお話を見ていくと(かなりの要約・意訳・改変などあり)。仏を念ずる。それはお釈迦様はいかなる人かを…

357_法話50-42

42. 実践するだけで問題は解消する真理を喜ぶ人は、 澄んだ心で清らかに暮らす。 聖者の説いたしんる道を、 賢者はつねに楽しむ。(七九) (第6章 賢者 より)以下、一通り S さんのお話を見ていくと(かなりの意訳・改変などあり)。あらゆる宗教は、創造主や神…

356_法話50-41

41. 自分を拠り所とする自分こそ自分の救済者である。 他人がどうして自分の救済者であろうか。 自己をよくととのえることで、 得難い救済を得る。(一六〇) (第12章 自己 より)ちょっと思うところがあって、とりあえず、S さんのお話を一通り見た後、再度考…

355_法話50-40

40. 依存する心と戦うこの体は水瓶のようにもろいものだと知り、 しかしこの心は城郭のように防備する。 智慧の武器をもって、 悪魔(心の汚れ)と戦う。 克(か)ち得たものをそれに執着することなく守る。(四〇) (第3章 心 より)この経文も、水瓶それ自体にイ…

354_法話50-39

39. わたしたちは依存性にかかっている夢中になって、人は花ばかりを摘(つ)む。 欲に満足することなく、死に制服される。(四八) (第4章 花にちなんで より)たまには、S さん(スリランカ仏教界のアルボムッレ・スマナサーラ長老)のお話をそのままに記します(…

353_法話50-38

38. 真の勇者とはよいことをするためには、 ためらってはならない。 善をなすのに躊躇(ちゅうちょ)していたら、 心は悪を楽しむことになる。(一一六) (第9章 悪 より)よくわからないのだが。S さんは、人間の心(以下、想いとする)は悪い方向に行く方が楽で、…

352_法話50-37

37. 自分が喜び人も喜ぶ後悔する羽目になる行為は、 しない方がよい。 その報いを受けて、 涙を流して泣くだろう。(六七) (第5章 愚か者 より)後悔する羽目にならない行為は、 進んで行った方がよい。 その報いを受けて、 幸せになるだろう。(六八) (第5章 …

351_法話50-36

36. 心によい癖をつける悪事に生き甲斐を感じて、 それを繰り返してはならない。 悪が積み重なるのは、 苦しみである。(一一七) (第9章 悪 より)善いことに生き甲斐を感じて、 それを繰り返しなさい。 善いことが積み重なるのは、 楽しみである。(一一八) (…